Software Design 2012年9月号を読んだ
Twitterで「C言語のポインタは必要ですか?」特集の話題が上がっていたので、読んでみた。6章にわかれていて、前半は、ポインタってなんなのみたいな話。後半は、その実例。特に3章で、実際のメモリの状態をスプレッドシートで例示しながら説明しているのは、わかりやすいなあと思った(記事とほとんど同じ内容をこのスライドで読める)。5章の、Linuxのファイルシステムを例にしたポリモーフィズム的な実装のしかたなども、あらためてふむふむと思ったり。
プログラミング学習しててポインタがわかんなくて困ったみたいなことは、Cから入ったわけじゃないゆとりなのでないのだけど、いろいろ言語やったりコンピュータの仕組みとか学習したりしてるうちにいつの間にか納得していたりするので、メモリがこんな風にあって、アドレスがあって、型でどれぐらいの幅読むか指定するんですね、みたいに図解的に説明するのがわかり易くていいと思う。いきなりコードだけ見せられても意味不明だし。というわけで、よい記事もある特集だと思った。
そのあたりのことを、gdbを使って確認してみようみたいな記事が最近あがってたので、適当にぽちぽち実行して確かめることができると思う。
Software Design (ソフトウェア デザイン) 2012年 09月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/08/18
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