石川美子『ロラン・バルト』
今年はロラン・バルトの生誕100周年。そんなわけで刊行されたのであろう伝記。
バルトは、『彼自身によるロラン・バルト』なども書いてはいるものの、「伝記素」をぱらぱら並べるぐらいにしか書かないので、こうして編年的にバルトの来歴を見るのは初めてで、それはそれで面白かった。
ロラン・バルト -言語を愛し恐れつづけた批評家 (中公新書)
- 作者: 石川美子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2015/09/24
- メディア: 新書
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- はじめに
- プロローグ―1915〜1946年
- 第1章 文学の道へ―1946〜1956年
- 第2章 記号学の冒険―1956年〜1967年
- 第3章 ロマネスクのほうへ―1967年〜1973年
- 第4章 テクストの快楽―1973年〜1977年
- 第5章 新たな生―1977年〜1980年
- エピローグ―1980年〜
- おわりに
- 引用文献の翻訳リスト
- ロラン・バルト年表 障害と主要著作
石川美子『ロラン・バルト』を読む。
— あんちぽくん (@kentaro) October 3, 2015