やっぱり気になる。
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amazon からのメールで知ったのですが、村上春樹の新作(『 海辺のカフカ 』)が 9/12 に発売されるとのことです。
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15歳の誕生日、少年は夜行バスに乗り、家を出た。一方、猫探しの老人・ナカタさんも、なにかに引き寄せられるように西へと向かう。暴力と喪失の影の谷を抜け、世界と世界が結びあわされるはずの場所を求めて。
というようなお話であるとのこと。ふむ?。
僕が村上春樹の熱心な読者だったのは大学に入ったばかりのわずか一年ばかりで、その間に刊行されていた単行本を全部買って読んだし、ビールをがばがば飲んだりもしたものです。おそらく、『ねじまき鳥クロニクル』の第 3 巻を読んで以来、彼の本をまともに読んだことがないのではないか(『ねじまき鳥クロニクル』は傑作だと思いますけど)。もちろん、後に刊行された小説本 2 冊も読みはしましたが、正直いって悲しい気持ちが募るばかりでした。
でも今回刊行されるのは 1,600 枚のそこそこ分量のある作品であるとのこと。久しぶりに村上春樹のまともな小説を読めるのかもしれない。