Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

岡崎京子『ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね』他

ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね
ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね

ついに出た。筑摩書房の PR 誌「ちくま」に連載されていた短編小説集。小説っつか、もうほんと、感じ入る文章。90 年代。著者略歴によると

現在療養中。とはいえ、小沢健二の新譜を心待ちにし、TV や客人のギャグに大受けし、また食べ過ぎに注意しながら、パソコンレッスンを始め、のんびりとリハビリテーションに励む日々

とのこと。

ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 2

前作『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』の内容 + いまはパソコンを活用してますよ的内容。でもまぁ、この程度にパソコンを活用することはその道的なひとなら誰でもやってることなわけで(というか、この本を読んで「パソコンすげー」とか思うような奴はそもそもダメだろう)、かといって誰もが福田先生のようには文章を書きまくれないということは、事はハウツーの問題ではないのでわという気がしますね。…って、あたりまえだけど。

ウェブログ入門

いまごろ『ウェブログ入門』を購入した」にて述べ済み。

いずれ我が身も

心の底から好きな作家のひとりである色川武大a.k.a 阿佐田哲也)さんのエッセイ集。「人生の一冊」シリーズですか…。「人生の一冊」ってーなら、これよりも『うらおもて人生録』(新潮文庫)の方をお勧めします。しかし、エッセイも面白いけど、色川さんが本当にすごいのは小説においてなのです。

松浦亜弥 in Hello!Project2004 Winter

ライブや楽屋の写真集はあんまり面白くない。

Tommy Airline

これってばご存じの通り CCCD なわけなんですけど、まぁ初回限定版についてはコンセプチュアルな商品として購入する価値はあるかな、と。CCCDExact Audio Copy で MP3 にエンコーディングして、ポイ。

サヨナラの LOVE SONG

うーん…。僕としては、あの身に付かないセクシー路線が好きだなぁ。

風信子

これって、なんかの CM ソングなのかしらん。聴いたことあるなぁ。出来については、まぁ…。

東京

iTunes に CD をつっこみまくってる際に手元にないことが判明したため、購入。もう僕はオサーンになってきつつあるので、いまから 90 年代ネタを補完していくことにしました!

standards 土岐麻子ジャズを歌う

この土岐麻子さんという方は cymbals というバンドのヴォーカリストだったとのことらしいですが、どちらも知らなかった。ともあれ、このアルバムは大変に素敵です。軽くてポップなジャズ・ヴォーカル。だけど一筋縄ではいかない、かなりとヤバげニュアンス。

Anithing Goes

正直、つまんなかった。

AN Evening With the Sound Providers
  • Sound Providers
  • CD
  • QTR-006-2/ABB-1047-2
  • 04/03/16
  • 1,884 円
  • Abb Soul

基本は HipHop なんだけど、バックトラックがすごく多彩で、数曲すげー格好いい曲がぽんっと出てきて、びっくりする。これは買ってよかった。

ultravisitor

これは…なに? なんかすごく退屈だった…。

It’s All Around You
  • TORTOISE
  • CD
  • HEADZ-20
  • 04/03/03
  • 2,300 円
  • HEADZ

TORTOISE ってこんなにつまんないひとたちだったっけ? あと、なぜか HEADZ から出てる。

TNT
  • TORTOISE
  • CD
  • HEADZ-22
  • 04/03/03
  • 1,905 円
  • HEADZ
THE LOST PICTURES, ORIGINAL CLIPS & CM'S plus TESTAMENT TFG Television Service
春狩デー・ヴィー・デー[仮]
  • HALCALI
  • DVD
  • FLBL-8063
  • 04/03/24
  • 3,143 円
  • フォーライフレコード

ほんと HALCALI は素晴らしい! と思いつつ、なんかこれって思いっきり 90 年代ティックなフンイキっつーかイキフンつーかフィーリング? と思った。懐かしさすら感じるような。

brad mehldau trio, squarepusher, tortoise といった好きなひとたちの新譜をわくわくしながら聴きはじめるも、いずれについても「アレ…なんか、退屈…?」ってな感じしか受けることができなかったので、とうとう老化して感性が鈍磨してきたのかと愕然的感慨に耽ったりしたのでしたが、土岐麻子さんや HALCALI は普通にいいなぁと思うので、単にそれらがつまんないだけなのだという結論に。ちと驚いたじゃないか!

あと、キモがられようともそろそろ 90 年代を補完していく時期にさしかかってきた。最近のことはまったくわかんねぇや。テレビ見ないしな。