2009-06-28の日記
12時過ぎに起床。ちょっとだらだらした後、散歩へ出掛ける。今日は、以前から行こういこうと思っていつつもちゃんといってなかった、蹴上から疏水沿いに銀閣寺まで行くルート。しかし、家を出て蹴上へ登っている時点で、あまりにも暑過ぎて断念しそうになる。が、がんばる。
蹴上のインクライン下の門から入って、線路沿いを上がる。
日差しが暑い中上がっていくと公演のような場所に出た。金網の向こうには、疏水がざばざば流れている。実際に通水に使われているという土管がひとつ展示というか、おかれてあったのだが、その中でおじさんふたりがギターの練習をしていて、面白かった。さらに浄水場の方面へ。
昔これで船を線路にのせて引っ張っていたという滑車というかなんというか、そんなアレ。大きなクランクもある。また、ちょっと奥の方に入っていくと、近くには寄れないのだけど、ちょうど疏水が蹴上に出てくるトンネルも見える。感動。かっけー。萌えるなー。疏水にかかっている橋をわたってしばらく登ってみると、墓地や神社があるとのことだったが、そんなに深入りはしなかった。
公演に降り、疏水沿いを進むと、なにやら狭い道が続いている。途中、関西電力の水力発電所。そもそも電力供給のために高低差が必要なためにインクラインもできたってな事情なわけで、いろいろと面白い。これっていまも使われているのかなー。
さらに進んでいくと、北へ向かって流れていく道。水路閣へと続く。
数100メートルほど歩くと、なにやら鐘楼をおさめた建物があったりしつつ、水路閣。南禅寺の裏手。
どうでもいいことですが、いわゆる「けいおん!」の聖地とされる中で主だった場所のうち水路閣だけなぜかいままできてなかったのであった。和風な景色の奥にずーんと建っている水路閣は、やっぱり渋い。さらにちょっと奥までいくと、疏水は再び山の中を通るトンネルに入り、その先は見えなくなる。
南禅寺を抜けて、さらに北へ。東山高校の裏手には取水口があって、少しだけ疏水を見ることができる。
さらにずんずん北上して、哲学の道へ。なにやら工事をやっており疏水の口は見ることができなかったので残念。というか、工事してなくても見ることができるのかどうか知らないけど。
ひたすら北上。法然院も行きたかったけど暑くて怠いのでスルーして、銀閣寺へ。約1年前にきた時はすっかり解体寸前みたいになっていた建物が、わりとできあがりつつある感じになっていた。
順路をたらたら巡りつつ、庭のコケを眺める。いつ見ても見事なものだなあ。西芳寺には行ったことがないのだけど、どうなんだろう。後ろを歩いていたおじさん、おばさんの集団は「苔寺よりこっちのほうがきれい」といっていた。途中、スズメバチみたいなのに襲われそうになって走って逃げたりしつつ、満喫。職員の方が、コケの上にかぶさる葉っぱ等をほうきで掃いたり、余計な草を抜いたりしている。
銀閣寺道を白川通まで出て、あとはひたすら南下して帰路。途中、アイスクリーム屋さんで買って食べたり。二条通を岡崎の方面へ入って、動物園沿いに歩く。ちょうど閉園の時間だったようで、ひとがわらわら出てきた。まだ行ったことがないので、近いうちに行きたい。仁王門通沿いの疏水を撮る。
神宮道と三条通の交差点近くにある洋食屋みたいなところでハヤシライスとビール。やたらなんの感興も催さないまったくもって無意味な食べ物という感じで、なんでこんなもの出してるんだろうと、逆に感心する。
帰宅して、洗濯等しつつネットを見たり。20時前に、買い物に寄りつつ、レイトショーでエヴァの新しいのを観に出掛ける。MOVIXはいままで見たことがないほど若者でごった返しており、予約しといてよかったなーという感じ。Kさんが偶然隣の席になって、驚いた。んでもってエヴァは、とても面白くて楽しめました。パンフも買っちゃった。
その後、etwに寄ってビールとオイルサーディンをいただきつつ、パンフや買ってきた雑誌等を眺めて、帰宅。ビールを飲みつつパンフを眺める。