Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2014年10月に読んだ本をブクログでふりかえる

今月は39冊。『GUNSLINGER GIRL』を大人買いして全巻読んだりしてたので、数字としては多く見える。

アメリカの人々によるIT系のノンフィクション3冊『ゼロ・トゥ・ワン』『How Google Works』『フラッシュ・ボーイズ』(これをIT系というのはちょっと違うかもしれないが、僕的には技術的な側面に興味を惹かれるのでそういう感じ)は、どれもそれぞれに評判に違わない面白さ。ピーター・ティールのガチなリバタリアンとしての面からくる「競争を避けるためには?」という発想は、表面的にはリンスタDISに見えるものだが、深みが違う。

最近読まなくなってしまった系の本でいうと、『岸信介の回想』あたりが久々のそれ系ジャンル。戦後の政治の世界よりも、戦間期を商工省の官僚から商務次官、大臣にまで登りつめたあたりの話に、岸に対する興味があるのだけれども、回想だとなかなかやったことの具体的内容まではわからない。しかし、この頃の政治家の鷹揚な話しぶりは面白い。

kentaroの本棚 - 2014年10月 (39作品)
短夜明かし
佐々木中
読了日:10月07日
評価3

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