Kentaro Kuribayashi's blog

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鈴木慎一郎『レゲエ・トレイン』

先日、One Love Jamaica Festivalにいってジャマイカに興味を抱いたので読んだ。そもそも彼の国はもとよりレゲエ自体にもほとんど知識がないので、新しい知識ばかり出てきて、面白かった。

鈴木慎一郎(2000)『レゲエ・トレイン―ディアスポラの響き』青土社

レゲエ・トレイン―ディアスポラの響き

レゲエ・トレイン―ディアスポラの響き

  • I 世界地図にジャマイカ島を置く
  • II 言葉の人びとの狡知
    • ことわざの政治学と美学
    • 悪態考
    • レゲエ/ダブ/ポエトリー―とくにリントン・クウェシ・ジョンスンをめぐって
  • III 跳躍する夢、越境する夢
    • 「鳩のように翼があったのなら」―オーガスト・タウンの牧師ベドワード
    • ガーヴェイの船と正装
    • ラスタファーライのヴィジョン
  • IV 真正さの政治
    • メントという国民的過去
    • ナイヤビンギはいわゆる一つの〈癒し系〉音楽か?
    • ジャマイカ・フェスティバルの歌
    • クリケット、ラブリー・クリケット”―ポスト植民地社会でのフェア・プレーを求めて
  • V 引き直され続ける世界
    • 女というトラブル―レゲエの〈野卑さ〉について
    • カーニヴァルは誰に属するか?
    • インナー・シティのディレンマ
  • VI 新たな共同性にむけて
    • 奴隷の子孫の気高さについて
  • あとがき