2018年4月25日
得意であるとはいいがたいことを進めていくのは大変ではあるが、なんとか少しづつでもやっていかないとなあという気持ち。
『写真は魔術 アート・フォトグラフィーの未来形』を眺める。2010年以降の現代写真について広く取り上げている便利な本ではあるものの、まだこれでも保守的な感じを覚える。取り上げてる作品がほとんどプリントであり、現代写真はその傾向として物質性を追求するという以前に、そもそも無批判に物質そのものとして提示している。我々の視覚に入ってくるイメージは、もはやかなりの部分がデジタル機器に映し出されるものばかりなのだから、小林健太さんのように「スクショも写真」という方がかっこいいし本質的だと思う。
写真を1枚作る。