2018年7月28日
丸善ジュンク堂書店で『思弁的実在論と現代について: 千葉雅也対談集』、『[asin:4255010773:title]』を買い、椿屋珈琲店で読む。
夕方、イメージフォーラムへ「縄文にハマる人々」を観に行く。終映後は、監督のトーク。僕自身も、まだ日は浅いとはいえ、最近縄文にハマりはじめた者であるのだが、この映画は縄文の面白さにハマりつつ、わからなことはわからないとはっきり距離をおいており、その点に共感を覚えた。わからないことに対して、踏み込んで飛躍する思考もあるけど、距離をおくからこそ考えられることもある。
縄文に対して、簡単にわかってしまうのではなく、絶対的なわかりあえなさを維持すること。過去に対してそうとらえることは、未来からいまを同じように捉えることに横滑りできる。そう考えると、逆に未来との間にも絶対的なわかりあえなさがあるはず。世の中はそのように変わっていくだろう。自分自身の、絶対的に孤絶しているモノたちから、いかにして社会なりシステムなりが立ち上がるのかという関心とも似ている。
台風が近づいてずいぶん風雨が強くなってきたのを避けるために、表参道駅まで歩く途中で、青山一真に避難。お酒もそばも美味しくて満足。