第1回Ruby開発環境勉強会

社内で、Ruby開発環境勉強会を行いました。趣旨としては、

• Rubyプログラマ歴ひと月未満の僕が、最近自分でやってみた開発環境について説明・実演する
• それを聞いているひとが「こんなことも知らないのか」とあきれて、いろいろ教えてくれる

という会です。いろいろ勉強になったので、とてもよかったです。開発環境やツールまわりの勉強会、面白いので、次回以降もなんかしら開催したいと思います。また、

• 西園寺おんじ氏: http://p.booklog.jp/book/51223
• 刺身氏: http://blog.kyanny.me/entry/2012/05/30/164601

の2名も発表してくれました。

とはいえ、単に「教えて」というだけいっても意味ないので、以下の軸に沿って問題を整理しつつ、それぞれについて説明・実演をしつつ、みなさんの意見をうかがう感じですすめました。

• シェルの設定
• irb/pryについて
• 複数ヴァージョンのRuby共存
• 開発のおとものgem
• ドキュメントのひきかた
• エディタの設定

シェルの設定

• aliasをたくさん作る派: @banyan氏
  • https://github.com/banyan/config/blob/master/.zshrc#L182
• 補完しまくる派: glidenote
  • これ使うといい https://github.com/zsh-users/zsh-completions

irb/pryについて

• Gemfileに(?:pry|irb) groupを作ると便利
  • https://github.com/f-kubotar/dotfiles/blob/master/irbrc#L80
  • pryrcに書こう

• awesome_print使おう
  • pryのデフォルトの出力関数をおきかえることもできるけど、それはそれで微妙という意見も……

ドキュメントのひきかた

• るりまサーチをブラウザの検索キーワードでひいてる
• コンソールやエディタから引けるのも試すけど、結局いろいろだるくなって、ブラウザで検索に戻る
• apidockを使うとヴァージョン違いまでわかってよいよ!
  • http://apidock.com/
• gem serverよりyardがよい http://rubydoc.info/gems
  • tikeda氏による資料 http://p.booklog.jp/book/51223

ドキュメントの作成

• コメントでいい感じに見えるドキュメントの書き方仕様みたいな: http://tomdoc.org/
• markdownで埋め込みドキュメント → ファイル書き出し: http://rtomayko.github.com/rocco/

その他

• rsenseいいろ
  • http://cx4a.org/software/rsense/index.ja.html

• ソースを素早く見る
  • gem edit(gem-browse)
  • bundle open($EDITORで開ける)

あと、rails開発まわりでの使ってるツール類(guard, sporkとか)あたりの話をしてなかったなと思ったけど、そのへんはまあ普通に使ってるだろうので、いいか。