Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

イベンツ!!!

今年は奄美諸島の日本復帰 50 周年をむかえるということで、なにかと記念行事が行われるのです(終戦後から 1953 年に復帰するまで、奄美諸島は米軍政下にあったのです。その辺の事情を説明するのは面倒なので略。ちなみに沖縄が日本復帰したのはそれから 19 年後の 1972 年)。

その関連で先週の土・日曜日に「夜ネヤ、島ンチュッ、リスペクチュッ!!」と題する「奄美群島青年団」というひとたちが主催する音楽イベントが開催されまして、出演アーティストの紹介ページに見られる通り、地元で活躍中の若手の唄者や、元ちとせ朝崎郁恵といったメジャー・レコード会社から CD をリリースしているひとたちが出演する合間に、各島々の青年団による芸が披露されるという大変に素晴らしいプログラムであったようなのですが、まぁ僕はちょっと偏屈というかひとが多いところが好きではないものですから、そのようなものに全く興味を持つことがないのですが、いろいろあってどうあっても初日(土曜日)に行かなければならなくなり、それはそれは大変な苦痛と汚辱にまみれた時間を過ごさせていただいたのですが、「早く終わんねーかなー、あーあー」とひたすら呆けておりましたところ、唐突に始まった朝崎郁恵さんの唄、ほんとヤバかった。ざわざわとうるさくぐだぐだになってた会場の雰囲気が一変し、決して耳に心地良いわけではない、しかし驚くほど多彩なリズムを包含するその発声にひたすら聴き入り耽る時間。いいもの見せていただきました。

んでも、日曜日は元ちとせとかが出演するという話だったけど、わざわざバスで遠出するほどでもないのでパス。若いひとの唄は達者だとは思うけど、すごい! ヤバい!!! という野蛮な勢いを感じ取ることができないのであんまり興味がないです。やっぱああいうのは相当の年季が要るよなぁというか。

月曜日は、こっちは復帰云々とはまるで関係のない音楽イベント "OTHER ASPETS" へ。Killing Floor / MORNING MACHINE & SOFT MUSUME。 の福島幹夫さんが来るってんで、勇んでおでかけ。早めについた会場にて、カウンタにもたれて同行の友人としばしおしゃべり。「 "INVITATION" で中森明夫感度のいい奴はやっぱり「リラックス」とか読んでるっていってたよ」「終わってるね」「"SENSE" の高橋盾と綾小路翔の対談読んだ?」「なんかああいうのって、TINY YANX とか洒落になんなくなっちゃってマズいんじゃないの?」とか、まぁいつものように悪口をいいあってる間になんか小動物やら虫やらがうごめく映像が流れてきて不穏な雰囲気、パーカッションの響きでうぅーっとなり、DJ が今回はかなりと気合いの入った選曲で、ジントニックをがぶがぶ飲みながらふらふらとさまよい踊り出したりしつつ、「福島幹夫 vs. 高良俊礼 因縁の対決! 激突 24 時、深夜の高速血みどろインプロバトル!!!」に燃え上がったりして、しかし目の前でウザまくってる客を蹴り飛ばしたい衝動を押さえるのに必死だったり、なんかデブが舞ってるのがキモかったりしてアレだったりもしました(演奏はよかったけど)。最後にソウル・フラワー・ユニオンのひとが出てきてなんかしんみりした感じの曲をやって「あーあ」という感じで外に出て、お好み焼きを食べて帰宅後、即就寝。

ふだん外出することのない引きこもり生活を送ってるものだから、今日はひたすらだるかった。