Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2009-07-20の日記

9時頃起床。せっかくの休日なのだから昼頃まで寝ていたいのだけど、最近あんまりちゃんと眠れない気がする。とはいえ、6時間近く寝ているわけだけど……。

起きぬけに『パターン、Wiki、XP』の続き。読了。しばらくネットを見たりしていたのだが、突然、眼鏡を購入しなければ、という気持ちになる。現在、ちゃんと使える眼鏡がいま使っている一本しかなく、僕は壊滅的に視力が悪いので、眼鏡が壊れたりすると、仕事どころか日常生活がまともに送れない状態になってしまう。幸い、いまのところ壊れたりはしていないが、よく飲んで酔態を晒すこともあるのだし、そうでなくてもなにが起こるかわからない。非常に綱渡りの人生であることに気付いて、眼鏡を即刻購入しなければ……ということになった。

そこで、新京極のGLASS FACTORY 京都店へ行く。途中、昨日ひとが多過ぎて入れなかった鰻屋の「かねよ」が、今日は普通に入れそうだったけど、もう鰻って気分でもないよな……と思ってスルー。しばらく、どれがいいか思い悩んだが、今度はクラシックなものにしようと思って、レイバンのセル眼鏡にした。できあがりまで一週間。楽しみ。しかし、レンズが高くて5万円が一瞬で消え去ってしまったため、絶対に必要な出費だとはいえ、ショックを受けた……。とかいいつつ、ユニクロに寄ってみたらUT×Japan GameギャラクシアンパックマンのTシャツがとてもかわいかったので、つい購入してしまったり……。

立ち寄った店がどこも満員で入れなくて残念な思いをして、結局近所の「はやし」で食事。ざるそばを食べたい気持ちだったけどそれだけじゃ足りないので親子丼も注文したら、それはそれで多過ぎておなかいっぱいになり過ぎた……。帰宅して、今度は唐突に部屋を掃除したり模様替えをしたりしたくなる。部屋の真ん中にどーんと置かれてある大きなワークデスクが、場所的にも視界的にも圧迫的なので、取り去る。その上には200冊ほどの本やオーディオ機器やその他もろもろが置かれてあるので、それらを移動する場所を確保するのに往生した。ついでなので、汗をだらだら流しながら、掃除もする。

夕方、木屋町の元立誠小学校でジム・オルークさんのライブがあるので行ってきた(P-hour presents "school of musics" Jim O'rouke grand piano feedback solo)。元々は体育館だった場所の真ん中にグランドピアノが置かれてある。ジム・オルークさんがそれを演奏し、みんなして車座になってそれを聞くという趣向。とはいえジムさんなので普通にはまったく弾かず、そのピアノには大小様々なアンプやらエフェクタやらの機材がとりえつけられてあり、ジムさんはのっけから鍵盤にまったく見向きもせずに、ピアノの内部に手をつっこんでピーとかガーとかやっている。面白い。しかし、非常に暑いのには往生した。

ジム・オルークさんの音楽を好きで、ポップなものからアヴァンギャルドなものまでなんでも聞いているのだが、実際にその姿を目にしたのは初めてのこと。いかにもアメリカ人のオタクという風貌で、この暑いのに長袖のカーディガンを着ている。暑くないのかな?と思っていたら、だんだん興に乗ってきた後半は汗をだらだらたらしている。脱げばいいのにwと思ったり。終わって、すぐに外に出ると、ジムさんが早足で会場を後にする。それを見つけたひとがサインをねだるのに、「どうもどうも」という感じで日本人のようなおじぎを何度もしながら対応するジムさん。すぐにどこかに行くのかと思いきや、そのへんをうろうろうろうろして、そのたびにファンに見つかってサインをねだられたり、ねぎらいの言葉をかけられたりしている。結局会場に戻っていった。ジムさん、あんなに大物なのに全然そういう感じじゃなくて、音楽が大好きないちオタクという感じで、とても好感を抱いた。

ビールなどを買って帰宅。『パターン、Wiki、XP』の感想を書く。途中、参考文献を読み返したりしながら書いていたら、2時間ぐらいかかってしまう。その後、引き続きビールを飲んだり日記を書いたり、本を読んだり。