Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

Webistranoをruby1.9.3-p194 + Rails 3.2.5で動くようにした

弊社では、デプロイの自動化にWebstranoをフル活用している。僕はいままでcapistrano自体はずっと使っていたけど、そっちは使ったことがなかったので、ちょっと触ってみたところ、いくつかの不足をのぞくととてもよくできていて、いいものだと思った。その不足のうちの一番大きなものが、開発が終了しているっぽい気味で、Rails 2.3.11で止まってしまっていること。これでは、将来に禍根を残すことになりかねない。というわけで、ちょっといじってみることにした。

で、とりあえずは現状のテストを通しつつ少しづつバージョンを上げていけばいいんだろうなーと思ってやってみたのだけど、だいぶ道が険しく長い感じで気が遠くなってきた折り、Rails 3に対応したforked versionを見つけたので、そっちをいじってみることに。しかし、そっちはそっちで、それからさらに3.2.5までもかなり遠かったのだけど(特にdeprecated警告が出るものへの対応とassets pipeline)……。ともあれ、以下の通り、なんとかruby1.9.3-p194 + Rails 3.2.5でテストが通る + なんとなく動くようになった。

Rails 3対応したfdさん、なかなかアグレッシブに変更を加えていて、認証にdeviseを使うようにしたり、デザインを大幅に変更したり、Hamlやcompassを使うようにしたりしてて、元のバージョンとどれだけ互換性があるのかよくわからない。rails界隈がどういうノリなのかいまいちよくわからないのだけど、いろんなものがガンガン変更されたり見捨てられたりということが気軽に行われているようで、外部ライブラリを安易に使ってると簡単に死ぬんだろうなという感じがする。なので、もうちょっと手を加えて、認証を自前でやったりとか、compass使うのをやめたりとかしないと、安心できない感じ。

ともあれ、Webistranoは仕事で今後も使っていく感じなので、しばらく手をかけていきたいところ。