Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2016年11月24日

朝から雪。わりとバサバサふってはいたけど、みぞれっぽいせいか、積もりはしなかった。昼過ぎにはやんだ。11月に雪が降るのは久しぶりらしい。

終業後、お誘いいただいて、CTOワイン会みたいな集まりに行く。美味しいワインがそろっていて、いい感じ。

いまのポジションについてから、その前はともかくとしてそれ以降は、自分の個人的な好き嫌いや思惑みたいなのはできる限り排して、何が全体にとってよいのかという観点から、すべての判断や提案を行ってきたつもり。というか、自分の主観を、客観(この場合は全体としての価値観や方向性)にできる限り一致させるように努めてきた。もちろん、人間なのでどうやってもそこに個人的な主観が入ることはあるだろうけど、それは誰だってそうだろう。そういうのを除けば、という話。

自分のようなポジションにとってそれは当たり前だし、これからもそのようにしていくつもりなのだけど、問題なのは自分自身の能力。いくらマインド的にそう思ってやっていたとしても、仮に方向性が正しかったとしても、能力不足によって充分に遂行できないこともあり得るし、そもそもそのせいで判断や提案を間違うことはあり得るだろう。そして、自分がやっているようなことについて、自分の能力を客観的に測るのはなかなか難しいことだ。

人々の話を聞いていると、なんか立派なことをやってるのだなあと思うことが多い。なるほどなあと思うのだけど、一方で自分はちゃんとできているのだろうかという気がする。もちろんできている面もあるだろうけど、そうでない面の方が、少なくともあるべき理想に較べたら多いと思う。特定の他者からの承認は特に必要ないし、そういうのを期待するような立場でもまったくないのだけど、こうありたいと思う理想的な状況からの懸隔については、いつも意識していたいと思う。

でもまあ、そんな中でも、このブログであれこれ書いているような内容について、たまーに「ブログ読んで参考になりました」などといわれると、話半分だとしても、まあ無駄でもなかったのかもしれないなという気もする。特定の誰かに褒められたからというわけじゃなくて、一般的に通用する知見としてアウトプットできるというのが、自分としてはあるべき姿のひとつだと思っているので、常にそうじゃないにしても、響くひともいるんだなあと。

先日買ったIronmind(アイアンマインド) Captains of Crush(キャプテンズオブクラッシュ) ハンドグリッパー 並行輸入品 (ナンバー1)のNo.1もほしくなったので注文してあったのが届いた。No.1は、右手でもギリギリ数ミリぐらい届かない。閉じられるよう鍛えないと。