Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2017年1月15日

今日は2つ予定を入れていたのだが、さっそく寝過ごしてスタートが遅くなった。掃除、洗濯をしてでかける。

上野の国立西洋美術館。クラーナハ展を観る。

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ザクセン選帝侯領で宮廷画家をつとめつつ、工房を率いて得意のモチーフを大量生産する事業家としての側面も持つ、ドイツにおけるルネサンスと宗教改革の只中にあった人物。やけに活き活きとした肖像画や、後年に量産した独特の抽象的なプロポーションを持つ裸体画が、やたら印象に残る。

クラーナハだけでなく、デューラーのような同時代の画家はもとより、ピカソやデュシャンによる継承、レイラ・パズーキによるインパクト大な「《正義の寓意》1537年による絵画コンペティション」なども楽しかった。

上野公園を抜けてルノアールで『昭和元禄落語心中』の続きを読み、読了。ご都合主義だったり、幽霊話に多くを依存しすぎていたりして興ざめなところがなくもないが、それはそれとして面白かった。

17時に鈴本演芸場へ行く。開場前から行列。開園時には満席になる。落語ブームなんだなあ。

  1. 落語: 柳家ぐんま(平林)
  2. 奇術: ダーク広和
  3. 落語: 三遊亭歌奴(宮戸川)
  4. 落語: 柳家小傳次(たいこ腹)
  5. 音楽: のだゆき
  6. 落語: 春風亭百栄(新作)
  7. 落語: 桃月庵白酒(時そば)
  8. 漫才: ホームラン
  9. 落語: 古今亭文菊(締め込み)
  10. 紙切り: 林家楽一
  11. 落語: 柳家喬太郎(新作)

白酒さんは上手かったし、文菊さんが登場した時に、ぱっと空気が変わったのが印象的だったし、噺もよかったなあ。喬太郎さんは例によって大笑いさせてくれた。

「酒肴や 一」で軽く飲んで帰る。

帰り道は、Apple Musicで志らくさんの「毎日新聞落語会 立川志らく2「死神」「粗忽長屋」「金明竹」」を聴いていた。

帰宅して、日経新聞、「BRUTUS(ブルータス) 2017年 2/1 号[日本一の「お取り寄せ」グランプリ。]」、「男の隠れ家 2017年2月号 No.245」を読む。