Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2017年5月13日

雨降りの一日。ひたすら本を読む。

まずは読みかけの『ラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産 (中公新書)』。ラテン語について全く知識がなかったので、ざっくりと全体像を知れたのがよかった。それ以上学習を進めるかは、どうすっかなーというところ。続けて、『知的機動力の本質 - アメリカ海兵隊の組織論的研究』の続き。「ウォーファイティング」の邦訳を読む。論理的に、簡潔に書かれていて読みやすい。示唆を得る。

ケネス・アローの『組織の限界 (ちくま学芸文庫)』。ミクロ経済学の基本的な知見から、集団能力を活用するために市場外の調整機能を持つ組織について、情報を軸に議論するもの。結論そのものだけを見ると目新しい知見ではないものの、そのプロセスや、ミクロ経済学的考え方に示唆がある。より、ミクロ経済学をちゃんと勉強しないとなあという気持ちに。

夜は、買ってきた十旭日の生酛純米火入加水、麹39を飲む。その後、ゴロゴロしながら「映像の世紀」Vol.1を観ている間に寝てしまう。「映像の世紀」は、貴重な映像はあるものの、テンポがたるいにも関わらず、それなら歴史的な背景の説明をしてくれたらいいのにそうでもないので、ちょっと厳しい。