Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

MicroFormats あるいはその一部としての XFN について

思うところあって yohei-y:weblog: REST -> AtomPP -> blog -> Permalink -> RSS/Atom -> Remixing (Ajax/Microformats/Folksonomy) を読み返してたら、そこで掲げられている Web2.0 をとりまく技術の相関図に "MicroFormats" なる未知の語彙を発見。なにそれー? ってんで、あちこちちょこっと見てみた

MicroFormats ってのは、要するに、セマンティックウェブはおもろいけどちーっと壮大過ぎるから、できるところからこつこつやってけばいんじゃね?的な考え方らしい。できるところから、できるだけ簡単に。既存の XHTML にちょこっと手を加える感じのものが多く、「小文字のセマンティックウェブ」ともいわれるようです。詳細については Developers Wiki - MicroFormats を御覧下さい

具体例はすでにたくさん出ているみたいなのですが、中でも XFN という仕組みが、簡単で面白いかなぁと思いました。これは、普通に a タグでリンク張るのにちょっと手を加えて rel 属性を併せて指定することで、リンク先リソースとの関係を明示できるようにしようという仕組みです。と書いても意味不明気味なので、仕様等が述べられている XFN - XHTML Friends Network を見てくださいって感じなのですが、XFN 1.1 生成ツールなんてのがあったりするので、それを触ってみる方が分かり易いと思います。

しかし、これだけじゃ「だから何?」的な気にならなくはないのですが、簡易に、より正確な意味づけを可能にする仕組みとして、こういうのが普及していくと面白いのかなぁなどと思ったりします。