ATOK 2009 for Macで、文字入力しながらTwitterを見る
「ATOKダイレクト API」は、Windows版ATOKでは去年から使えており、たとえばid:secondlifeが「ATOK で ruby の実行結果を返すプラグイン - 川o・-・)<2nd life」などというエントリを書いていて、マカーとしてはうらやましく思っていたのですが、このたびリリースされたATOK 2009 for Macから、MacでもATOKダイレクトAPIが使えるようになったので、早速遊んでみました。「ついったー」「たいむらいん」などの文字を入力して、Ctrl-tを押すと、Twitterのタイムラインを見ることができるってなものです(例はたまたまです)。これで、なにか書いている際にTwitterを見たくなった時にすぐに見ることができて、とても便利ですね。
以下からプラグインを取得できます。インストール方法などについては、同梱のREADMEをご覧ください。
プラグイン開発に際しての覚え書き
- Perlは/usr/bin/perlのものが使われる。なので、MacPortsのPerlでモジュールをインストールしていると、そのままでは使えない。
- 付属のデバッガは、同一ディレクトリのpluginディレクトリ内のスクリプトを見るので、プラグインのディレクトリをそのようにしておくといろいろと楽。
- ドキュメントの例だとDATAとなってるけど、pluginのほうがいいと思う。
- プラグインのディレクトリにモジュール用のたとえばlibディレクトリをおいてuse lib 'lib'とかしても、そのディレクトリは使われないので、意味ない。
- プラグインをインストールして有効にするにはログアウトの必要がある。開発の際にはとても面倒なので、デバッガを使いながらある程度できたら(あとは見た目の調整というところまできたら)、いったんインストールしてから、/Library/Application Support/JustSystems/ATOK/ATOK Direct/Pluginsにインストールされるファイルを直接いじるのが楽。
- コメントボックスのHTML解析はかなりツンツンなので、いったんモックを作ってブラウザで確認し、ヴァリデータを通して構文上おかしなところがないかチェックする方がいい。ちょっとでもおかしいと、表示してくれない><
- 公開する配布物にインストーラを同梱していいのか、ライセンスを見てもよくわからない……。同梱できる方が楽だとは思うけど……。
それにしてもATOKダイレクトプラグインは、Perl/Ruby/Pythonといった言語を利用して簡単に作成することができるので、かなりの可能性を感じますね!!1Macユーザのみなさんも、是非ATOK 2009 for Macを購入して遊んでみるといいのではないかと思います。
追記
Mac版も定額制が出ましたね。月300円で使えて、便利そう。
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