Kentaro Kuribayashi's blog

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2013年6月に読んだ本をブクログでふりかえる

今月は12冊。1週間ほどシンガポールに行っていたり、大部の本を読んでいたりしたので少なめ。

今月よかったのは『イギリス帝国の歴史 (中公新書)』と"Lee Kuan Yew: The Grand Master's Insights on China, the United States, and the World (Belfer Center Studies in International Security)"の2冊。シンガポールにいったこともあって、その前後で東南アジア圏や、ひいては大英帝国の歴史に興味を持ってあれこれ読んだりした。

前者は、大英帝国の成立から衰退までを、アジア(というかインド)を中心に描きだした浩瀚な本。世界史 = グローバルヒストリーの面白さがひしひしと伝わってくる。後者は、シンガポールを作りあげたリー・クァンユーのインタビューを整理したもの。政治思想的に全面的に同意はしがたいが、その明晰ぶりと圧倒的な成果には感嘆せざるを得ない。

その余波で『詳説世界史研究』や"From Third World to First: Singapore and the Asian Economic Boom"を読んでいるところ。あらためていま、世界史が面白い。

kentaroの本棚 - 2013年06月 (12作品)
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