佐藤航陽『未来に先回りする思考法』
先日の上場とほぼ同時に発売された本。テクノロジーの進化にはあるひとつの「流れ」があるので、それを見極めて、タイミングをつかんで乗れるようにしましょうという内容。IT企業の経営者による「思想」本という意味では『鈴木さんにも分かるネットの未来 (岩波新書)』とも似ているところがあるが、まとまっていて読みやすいのはよいけれども、知的な刺激としては後者に軍配があがるかなあ。
- 作者: 佐藤航陽
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/08/27
- メディア: Kindle版
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- はじめに――なぜ、99.9%の人は未来を見誤るのか
- 第1章 テクノロジーの進化には一本の「流れ」がある
- 第2章 すべてを「原理」から考えよ
- 第3章 テクノロジーは人類の敵なのか
- 第4章 未来に先回りする意思決定法
- おわりに――Be a doer, not a talker. (評論家になるな、実践家たれ)