Kentaro Kuribayashi's blog

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村上春樹『職業としての小説家』

紀伊國屋書店が「初版10万冊の9割を出版社から直接買い取」(紀伊国屋書店、村上春樹氏の新刊「買い占め」  :日本経済新聞)ったことでも話題の、村上春樹さんの新刊『職業としての小説家』を買って読んだ。村上さんの本は、小説もエッセイもわりと読んでいる方だけど、この本は初めて語られること、これまでよりも踏み込んで語られることが多くて、面白かった。たとえば、文学賞の話だとか、デビューの頃の話だとか。

職業としての小説家 (Switch library)

職業としての小説家 (Switch library)

  • 第1回 小説家は寛容な人種なのか
  • 第2回 小説家になった頃
  • 第3回 文学賞について
  • 第4回 オリジナリティーについて
  • 第5回 さて、何を書けばいいのか?
  • 第6回 時間を味方につける――長編小説を書くこと
  • 第7回 どこまでも個人的でフィジカルな営み
  • 第8回 学校について
  • 第9回 どんな人物を登場させようか?
  • 第10回 誰のために書くのか?
  • 第11回 海外へ出て行く。新しいフロンティア
  • 第12回 物語のあるところ・河合隼雄先生の思い出
  • あとがき