2015年10月4日
起床して、昨日読んだ本の記録をする。
新宿へ。三丁目のバーンリムパーで昼食。卵とカレー風味でシーフード素材を炒めたものと、パッタイ。
伊勢丹新宿店で平野紗季子さんが展示をしているのを観に出かける。本館2Fの真ん中、かなり目立つスペース。即席ラーメンの具を樹脂で固めたアクセサリに、感銘を覚える。事前に見ていた、DJみそしるとMCごはんのTHIS IS ISETAN UNDERGROUNDもとてもよい。
minneでも食べ物をモチーフにした作品にいいものが多いのだが、あらためて考えてみると、食べ物をモチーフにしたアクセサリなどに「かわいい」という感慨を抱くのは不思議なことだと思う。
その後、B1(ISETAN UNDERGROUND!)に降りて梅昆布茶などを購入。
丸ノ内線で新高円寺へ。テキーラハウスで秋の果物製フローズンカクテル(写真は梨のみだが、ぶどうも)。美味しい。
しばらくぶらぶらしたあと、たまたま通りがかったレヴンという店で休憩。コーヒーとサンドウィッチ。
帰る前に四文屋に寄って夕食。
帰宅して、ロラン・バルト『ロラン・バルト 喪の日記』を読む。
人間の元の状態を円に近いと考えた時、時間の経過にしたがって固有のこじらせ方をし、円周のところどころに棘ができていく。それを「人となり」ともいうのだろう。対するに、私の人間性が比較的丸いとすれば、360℃全面的にこじらせたために、結果として円に近い状態に達したのだ、という話をした。まあこれは冗談だけど、そうありたいものだとは思う。
ナボコフ、ローティ、そしてバルト。愛好する3人の書き手。共通するところがある気もするし、特にない気もする。