2016年に読んだ本をふりかえる
2016年に読んだ本をふりかえる。今年読んだ本は187冊。
ベスト5
今年読んで、かつ、☆5をつけた本の中から強いて5冊選ぶなら、以下。
- 『ザ・会社改造--340人からグローバル1万人企業へ』
- 『ヒップホップ・ドリーム』
- 『来福の家 (白水Uブックス)』
- 『仏典はどう漢訳されたのか――スートラが経典になるとき』
- 『ローティ ──連帯と自己超克の思想 (筑摩選書)』
三枝匡さんの本は、はっきりと道行きを示してくれるすごい本。漢さんの本は、今年自分自身もハマりまくってるヒップホップをまさに代表する1冊。温又柔さんの復刊されたデビュー作は、言語世界もさることながら、小説としてのうまさに舌を巻く。仏典の漢訳についての本は、今年一番の知的興奮を覚えた。ローティ本は、ロマンティストとしてのローティの描写が感動的ですらあった。
☆5をつけた本をざっくりカテゴリ分けして以下にリストアップする。
人文・文芸
- 『「水」が教えてくれる東京の微地形散歩』
- 『村に火をつけ,白痴になれ――伊藤野枝伝』
- 『精神を切る手術――脳に分け入る科学の歴史』
- 『来福の家 (白水Uブックス)』
- 『悟らなくたって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門 (幻冬舎新書)』
- 『仏典はどう漢訳されたのか――スートラが経典になるとき』
- 『ローティ ──連帯と自己超克の思想 (筑摩選書)』
- 『ゲンロン4 現代日本の批評III』
ビジネス
- 『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』
- 『小倉昌男 祈りと経営?ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの?』
- 『小倉昌男 経営学』(再読)
- 『ザ・会社改造--340人からグローバル1万人企業へ』
- 『DeNAのサイバーセキュリティ Mobageを守った男の戦いの記録』
- 『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』
科学技術
- 『魔法の世紀』
- 『メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。 (OnDeck Books(NextPublishing))』
- 『アラン・ケイ (Ascii books)』
- 『脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす (ブルーバックス)』
技術書
カルチャー
- 『ヒップホップ・ドリーム』
- 『圏外編集者』
- 『ユリイカ 2016年6月号 特集=日本語ラップ』
- 『スリップウェア: 英国から日本へ受け継がれた民藝のうつわ その意匠と現代に伝わる制作技法』
- 『赤めだか (扶桑社BOOKS文庫)』
- 『おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)』
その他
昨年のふりかえりは以下の通り。