Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2017年11月23日

昼頃、西日暮里の鰻屋さんに行ってみたら夕方からしかやらないってんで、近くにあった、店構えはしっかりしてる感じの天ぷら屋に。これが大変なことになった。

店主のおじさんのキャラがドリフのコントみたいな感じで面白がっていたら、でてきた天丼が激ヤバで、ふたりして大爆笑。焦げまくってて、何がなんなのかわからない。食べても、じゅくじゅくの油と焦げの味しかしない。ヤバ過ぎて笑うしかない。支給係のおばちゃんのキャラも濃くて、延々しゃべりまくってるし、とにかくなにもかもがヤバい。信じられるのは、瓶ビールしかない。

半分以上残して店をでたのだが、面白過ぎて感情が動きまくったという意味では、いかに美味しい店でもこれほどまでに感情がうごかされることはそうそうないだろうので、エモーショナルな次元においては、かなりのレベルを提供してくれたといえよう。

芦花公園の世田谷文学館へ行く途中、新宿へ寄る。口直ししなければ、ということで、目についた、NEWoManのファサードにあるJanice Wong Dessert Barへ。こちらはこちらでシャレオツ過ぎて、別の意味で刺激が強い。メニュー見ても、どういうものが出てくるのかさっぱりわからない。戦々恐々としていたら、綿菓子にくるまれた何かがでてきて、ソースをかけたらきれいにとけてカカオアイスが出てくるなんて演出。食べてみるととても美味しくて、満足。

世田谷文学館は、澁澤龍彦の没後30年展。原稿や書簡が多数展示されている。初めて自筆をみたのだけど、かわいらしい字で、あの文章をこの文字で書いていたのかーと、意外に思う。澁澤の翻訳好きは、あの量からも知られるが、ノートなどもまめにとっていて、ほんとに好きだったんだなあと実感する。さらに、卒論まで残っているのにびっくり。

帰りは、かんだやぶそばへ。3つ、4つほどつまんでから、せいろ。昼のこともあり、安心する旨さ。幸福を感じる。