Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2018年3月29日

昨夜、途中で目が覚めたときにはだいぶ痛くなってきていたのだけど、ロキソニンを切らしていたせいで鎮痛できず、朝起きたときには立派な頭痛に。そうなると、ロキソニンを飲んでもおさまらないんだよなあ。それってなんか不思議な感じがする。多分、痛みがフィードバック機構になっていて、早いうちに薬を飲むとフィードバックが弱いうちにおさまるんだろうけど、そうでなかった場合は痛いことそのものによってさらに痛みが増して、薬が効かなくなるのだろうと思う。

朝から人間ドック。そのため、昨晩は送別会を1次会のみで切り上げたのだった。胃カメラ検査のため、病院からは20時以降は絶食と指示されているのだが、ググってみると食物が胃を通過するには、遅くとも5〜6時間程度しか要しないとのことなので、バッファを撮りすぎだと思う。実際、昨晩は22時まで飲み食いしていたけど、今日の検査の時には特になんもいわれなかったし。まあ、早めの時間を指定しておくほうがよかろうということなんだろうけど。

人間ドックが終わっても頭痛が続く。そうなるとまったく集中できないので、静養して本読み。『写真講義』を読み始める。このひとの写真に対する感覚はとても好きだなあ。現代アートとしての文脈もきっちり押さえつつ、見ていてしっくりくる美しさもある(図版がたくさんあるのもうれしい)。また、学校での講義を書籍化したものなので当たり前なんだろうけど、写真の上達方法みたいなのも、変に複雑にすることなくポイントを押さえて述べられていて、その点でもよかった。

続けて、『写真のことが全部わかる本 センス&知識ゼロからの写真のはじめかた、教えます。 (上達やくそくBOOK)』を読む。デジカメそのものについては『体系的に学ぶデジタルカメラのしくみ 第4版』を読んでいるのだが、内容が濃くて疲れるので、先にこちらをさらさら読む。各種数字の関係と、それがどういう感じになるかとか、だいたい適切な値など、知りたいことをわかりやすく教えてくれて、とてもよいと思う。しかし、そう思えるのはしくみの本を読んで原理を知っているからなのかもしれない。そうじゃないひとがいきなり読んでも、よくわからないような気もする。