Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2018年4月4日

新しい業務内容をパシパシ進めていく日々。夜は、エクスクルーシブな勉強会で、某社の組織マネジメントについて、元社員の話を聞く。あれこれ聞きたいことがあったので、ついついたくさん質問してしまったが、もっと聞きたいことはあるのだった。

MIKKELLER TOKYOでビールを飲んだあと、代官山蔦屋書店へ。横田大輔さん関連の写真集が思いのほかたくさんあって買おうと思ったけど、買うなら全部、買わないなら買わないみたいな気持ちなので、しかし、買うとなるとそこにある分だけでも5, 6万ぐらいになりそうで、迷う。代わりに、間違いなく素晴らしい「HANON (IMA photobooks)」を買う。あと、foam magazineが置かれていたので、No.48, 49を購入。

帰宅して、買ってきた本を眺める。HANONについては、水谷吉法さんのサイトでいくつか観られるのだが、写真集でじっくり眺めると、それはそれでもちろん全然違った感興を覚えるのだった。ほんと素晴らしい。タイトル通り、大量発生した川鵜が電線に止まっている様が、HANONの楽譜のように見えるという、シンプルな着想に基づく写真集なのだが、抽象的でいて、かつ、美しい。また、ジョン・ケージの譜面も思わせるところがある。理想的な写真集だと思う。

その後、foam magazineを2冊ともパラパラ眺める。いまのところは、何かの対象物を撮影するような写真に、自分で作るものとしては興味が持てないのだが、この雑誌に載っているのはそういう意味でも新しいものが多くて、すごく刺激的。今回買ったNo.49およびNo.48など、サイトでその内容の1/3ぐらいをフルスクリーンでプレビューできる。

そういや、先日TIME&STYLEで買った中里伸也さんの絵について、GW明けの納品のはずがもっと早まりそう、ついては、送付する際に作家さん本人も立ち会える日があるので都合を教えてくれとギャラリーから連絡があった。提案のあった日程が平日であることと、それはともかくとして、いま住んでいるところはとても絵を飾るような感じのとこではないし、ひとをお迎えするようなとこでもないので、お断りの連絡を入れた。当該作家さんとは、別の機会にお話したいものだ。