Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2019年5月22日

一日リモートワークの日。たまっていた書き物などをして過ごす。はかどったなあ。

先日、知人に紹介してもらった恵比寿のパーソナルトレーナーのところへ体験へ行く。継続性と効率性の観点からトレーナーをつけるほうがよいのだろうなあと思っていたところに、ちょうどいい感じのとこを紹介してもらい、これもタイミングだなあと思って体験で少しやったあとに契約した。30分×4回/月で1万弱という、かなりお安い感じ。いま契約してるジムは、もう解約しちゃおう。

電流を流すことで味覚をコントロールするという研究を知って、興奮。味覚のようなプリミティブな感覚を制御できると、精神にとってとてもよいことがあると思う。アンガーマネジメントなり瞑想なりによって自己を制御する鍛錬に興味があり、また、いくらか実践もしているのだが、より効果的にそういうことができるようになっていくのだろう。もちろん、技術の利用には裏表があり、そういうのは洗脳に使われ得るというおそれはある。ただまあ、有用性のほうが上回るのであれば、有用な方向で検討を進めていくべきだろう。

90年代初頭、僕が高校生の頃に、鶴見済さんの『完全自殺マニュアル』という本がベストセラーになった。いわく「デカい一発はもうこない」。であれば、自殺に対するハードルをできるだけ低くすることで、いざとなったら死ねばいいという気持ちにより、相対的に生を気楽なものとするという考え方。さらに進んで『人格改造マニュアル』になると、何も死なななくても薬物で人格を変えちゃえばいいという話になる。

ある種の薬物によって不可逆に変わってしまうのは、制御という意味では失敗なので自分の目的からするとだめな方法だが、考え方はもとより、もっとプリミティブな感覚についても制御可能なものにしていきたいというモチベーションは、20数年前から自分の中にあり続けているのだということを、あらためて思い知ったのだった。だから、自分がたまたま知ったに過ぎないこと、自分の感覚に過ぎないことにとらわれることなく、開かれた自己を鍛錬したいと思っているのであろう。

ともあれ、最近は意識してバイアスや拘泥を自覚して制御するようにしていて、どんどん自分がアップデートされていっているという感じが強くなっている。また、望ましいバイアスや拘泥を(再)インストールすることで、感情や行動を新たな方へ向けていくということもできてきている。これに加えて、物理的な層、すなわち体力や筋力を増強することで、基盤ができてきて、アップデートが捗るだろう。

資産というものがほぼないのだが、そういうわけにもいかないだろうと思うようになってきたので、もうちょっとちゃんとする。先日、ようやくマイナンバーカードを入手できたので、とりあえず、WealthNaviに登録してみた。月10万を積み立てる設定を入れてみた。資産形成には、稼ぎを増やすことと支出をへらすことが王道なわけだが、意識だけでは無理なので、仕組みを使っていかないとなあ。