Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2019年11月21日

朝起きて、進学関連で長めのメールを2本送り、DMでやりとり。説明会だと、指導教員を決めることが受験の前提ぐらいの感じだったように思ったのだが、やりとりをしながら入学後の配属決定までには決まっていればいいという感じのようで、安心。それならもうちょっとちゃんと準備してやり取りできるなあ。時間がないし、とはいえ何もなしにアプローチするわけにもいかないからってんで書類を早めに作成したりしていたのだが、そんなに急ぐ必要はなかったようだ。とはいえ、どんどん進めて早めにやっていきたいので、良い機会ではあるか。

毎週のルーティンの報告とレビューをこなす。数がたくさんあって大変なので効率化していきたいが、まずはプロセスをうまく回せることを優先してやっていく。そのため、いろいろと準備したりなど。昼過ぎに出社して、事業面や定例ミーティングをしたり、研究会であれこれ話したりなど。ちゃんと学位とろうと急に張り切っているのは、先週のY!JとLINEの統合のような動きがある中で、グローバルなビジネスがどんどんビッグプレイヤーたちの戦いになっていく時に、この会社でもっとバリューを作っていくには専門性がより必要となっていくだろうから、みたいな話。

ノースビレッジで、npmのエコシステムの利用状況に関する実証的なアプローチを用いた論文を読む。非常に面白い。ここ最近その辺の論文を読んでいるのだが、身近な話でもあるしアクチュアルな問題でもあるので、すっと入ってくる感じ。それに、研究手法としても技術的な内容ももちろんあるし、社会科学的な手法でもあるので、自分の興味関心ともマッチすると思う。今日読んだ論文は、調査のしかたがめちゃくちゃ丁寧で、論文の構成やデータセットの公開なども、見本とするべき完璧さに圧倒された。こんな感じで研究ができたらいいなあ……。

帰宅して、自分にとっての論文の管理方法や読み方をScrapboxにまとめる。ついつい道具いじりに時間を使いすぎるので、やり方をテンプレ化して、それに従ってやってればいい感じになるという形に早く持ち込むほうが効率がいいと思うので。これまでもいろんなツールを試したりしてきたが、生産性に寄与しないけど目新しくて触りたくなるみたいなものが多いので、そういうのはバッサリ切り落として、シンプルでサステナブルな仕組みにしていく。そういうのは、論文読みに限らず、仕事などでもよくありそうなことだろうと思ったりする。

夕食を作って食べた後、フランス語の勉強を少しする。DELF A1を受けてみようと思っていて、5月にあるみたいなので本を買って勉強しはじめる。仏検3級と同等で、かつ、スピーキングもあったりして、1番優しいレベルということだが、けっこう難しそう。しかし、これをちゃんとこなせれば実力が確実につきそうだなとも思うので、やっていこう。

それにしても今日は、起きてから寝る寸前まで、ほとんど休みなく頭を使う感じだったので、けっこう疲れたなあ。今日読んだ論文は英文で11ページのものだったのだが、色分けして線を引くことで構造化しつつ1時間半ほど精読していると、いくら面白いとはいえ最後の方はだいぶ集中力がなくなってきて、もっと量をこなして体力をつけないとならないなあと思う。ただまあ、読むべき論文は山ほどあるので、片っ端から読んでいくうちに、その面での力もついていくことを期待しているところ。