Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2019年12月29日

昨夜遅くまで本を読んでいたので、昼前まで寝ていた。起きてしばらくしたら、プリンターが配送されてきた。さっそくセットアップしたり、試し刷りしたりしてみる。スマホからもWi-Fi経由ですぐに印刷できるし、簡単なもんだなあ。しかし、プリンターを買うなんて何年ぶりだろうか……。というか、プリンターを自分のお金で買ったことがこれまでにあったかどうかすらも定かでない。写真プリント用ハガキへのテスト印刷も終えたので、Kに引き渡してでかける。

会社にMacBook Proを忘れてしまっていたので取りにいった後、チルインへ。『成城だより-付・作家の日記 (中公文庫)』に収められている、1958年頃の「作家の日記」を読む。こっちは、著者が49歳頃の日記で、『成城だより』と比べると元気といえば元気出し、攻撃的で気難しそうな感じがする。日常的に付き合ってるのが今日出海、獅子文六、吉田健一などなどで、時代を感じるなあ。文壇って感じ。こういう世界があったということに、遠い昔の歴史を見るような思いを感じる。

リニューアルした渋谷PARCOへ。入店したときこそ、エスカレーターがやや混んでいたが、きいていたほどひとで溢れているという感じでもなく、やや落ち着いたのだろうか。しかし、6階の任天堂のコーナーはものすごい人だかり。6階だけ明らかに空気が悪くなっている。そのあたりはあまり興味もないので、一度もっと上の階の見晴らしのよい場所に出てみた後、各階をぐるぐる回りながら降りていく。入っているブランドはよいものばかりだし、取り組みも気合が入っていて素晴らしい。非常な感嘆を覚える。Wanderlustという、宇川直宏さんらのグループ展を覗いてみた。KOHHさんが出展している「作品」は、あまりにも適当過ぎておかしい。1階のPORTERのお店で、ちょうどGRIIIにぴったりのベルトにかけるケースがあったので、購入。

交差点横の蔦屋書店に寄ってしばし本を物色。さっきのPARCOの熱気に当てられて、ユースカルチャー的な雑誌を眺めてみたり。全然知らない世界なのだが、こうやってかっこいい人々がどんどん出てきて活躍しているんだなあ、自分などは思いもつかないような自由な考え方で楽しんでいるんだろうなあなどと思って、酷く老化したような気持ちになったりした。頼もしいことだなあ。

帰宅して、夕食を作る。昨日、母から山形屋の焼豚セットが送られてきたので、それを使ってチャーハンを作る。ご飯がやや水っぽくなってしまって、ちょっとべちゃっとしてしまう。その後、A4の写真用紙を使って、これまでに撮った写真から適当に選択して10枚ほど印刷してみる。思ったような感じにならないのもあれば、思いのほかいいものもある。とりあえずクリアブックに入れておいて、機会があったら展示してみることにしよう。

『成城だより』を読んだり、最近また写真に気が向いてきたりしていて、これからはもうちょっと何か「制作」していくということを意識的にやっていこうという気持ちになっているところ。特になんか根拠があるわけじゃないが、来年はいろんな意味で転換点になる年になるという気がしていて、自分自身の取り組みの方向性も、もっと広げていくほうがいいような気がする。それがなんなのかはよくわからないが、たとえば小説を書くとかそういうのもいいのかもしれないと思う。

日付けを回った頃に、ジムへ。もう10日ほど行けてないので、夜中だけどでかけていって、上半身をがっつりやる。久々ではあるけど、懸垂の回数がこなせるようになってたりして、成長を感じる。しかしやっぱり腕への負担が大きく、思うように背中などに入らない。種目を工夫していい感じになるよう試行錯誤してみる。

ワークアウトしながらちゃんみなさんを聴いていたのだが、あらためて圧倒的な才能だなあと感服。スター性が半端ない。音楽でいうと、最近はNulbarichの2ND GALAXYや、KOJOEのJoe's Blvdなどを繰り返し聴いている感じ。Nulbarichは、Suchmosっぽいといえばぽいのだけど、なんかもっとセクシーな感じ。KOJOEはひたすらかっこいい。