Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2020年6月25日

朝、メールがきて研究室の配属が正式に決定した。すでにSlackやゼミにも参加している第一志望のところに無事決まった。

経営合宿の1日目(合宿といいつつ、オンラインでのディスカッションであり、もちろん泊まったりもしないのだが)。いつもどおり各事業の計画と進捗のレビュー、中期計画についてのディスカッション。自分も持ち分について発表をして、あれこれフィードバックをもらう。もっとよくしていけるイメージができてきて、よい感じ。その後、参加者でオンライン飲み。昼休みにワイン屋さんにでかけて、Ca' Bottaのワインを買う。ここのワインはアマローネ以外もアパッシメントしていて、めちゃくちゃ好み。安いラインもすごく美味しくて、大好き。さらに、白もアパッシメントしているものがあるとのことで、そちらも買った。

ずっと座りっぱなしで疲れたので散歩に出て、お茶しながら『武器としての「資本論」』を読む。『資本論』の現代的意義を、特に若い人に向けて生活的な実感をもてそうな形でわかりやすく説明していて、よい本だと思う。どういう立場でメッセージを受け取るかというのは読む人によって異なると思うが、現状の世の中の成り立ちの歴史的な経緯を、説得力のある話として知ることができるだろう。その後どうするかは読むひと次第だが、自分とてはわりとストレートに受け取っている。その一方で、資本の信託を受けて仕事をしている身としては、それはそれでちゃんとやりたいし、そのことも世の中をよくすることにつながるだろうとも思っている。

会社で能力的にやっていけなくてなぜか地元に帰ることになるのだがろくな仕事がなくて、もう少し頑張っておけばよかったと後悔する夢を見て嫌な気分で目覚める朝や、色々立ちいかなくなってホームレスとしてどうやって生きていけばいいのか、行政を活用する知識を活かそうとか思うことがよくある。いまの職務についてからということではなく、前の会社にいた頃から間欠的にそういうことがある。とはいえ自分の能力を悲観しているということでもなく、そういうことはあり得ないことではないという認識がたまに夢などの形で出てくる。頑張ってやっていけばいいことなので、保守的になることもない。ただ、そういうことをたまに思うことがあるという感じ。