Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

SUPERCAR の新譜について

待ちに待ったSUPERCARの4thアルバムを買いました。やはり、待っただけあって、素晴らしい内容でした。
1stではまぁ「ギター・ポップ」なんていわれるようなジャンルに属する音で、好きではあったものの、なにか決定的なインパクトに欠けているという感じがしていました。2ndでミニマルかつきめ細やかなサウンド作りが垣間見えてきて、3rdでテクノ的なメソッドを大幅に取り込むことによって決定的に次の一歩へと踏み出したような印象を持ちました。 そして、今回のアルバム "HIGHVISION" を聴いたわけですね。"STOROBOLIGHTS" はシングル盤ですでに聴いていましたが、改めて素敵な曲だと思いました。
3rdをリリースした頃のインタビューで彼らはRADIOHEADの "KID A"について深い共感を語り、影響を受けたということでしたが、今回のアルバムは特にそうですが、SUPERCARRADIOHEADとくらべて音がクリアで乾いているところが素晴らしいのではないかと、個人的には思いますね。
ちなみに、プロデュースをROVODUB SQUADで活躍している益子樹が手がけています。そちらのユニットの音楽も好きでよく聴いているので、全部ひっくるめて是非!という感じでおすすめなのです。