Kentaro Kuribayashi's blog

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『哲学の歴史 4 15-16世紀 ルネサンス』他


中央公論新社が、創業120周年記念ってことで先月から刊行している「哲学の歴史」シリーズは、多分いま最もアツイ出版企画のひとつだと思われるのだけど、ともあれ、その第2回配本『哲学の歴史 4 15-16世紀 ルネサンス』が出たので、即購入。つっても、まだ第1回配本の言語哲学の巻を読了できてないんだよなぁ。このシリーズは、是非とも全部読み尽くしたいところ。

昨今、格差社会とかワーキングプアとかに関する言説が流行ってるけど、本書は以前から長いこと継続的に貧困研究を行ってきた著者による、貧困問題に関する本。資料的に物足りない気がするけど、それはそもそも、貧困に関する統計自体がほとんど存在しないことによるとのこと。まぁ、いろいろ思うことはあるんだけど、そのうち書ける時がくるかなぁ。
フューチャリスト宣言
  • 梅田 望夫、 茂木 健一郎
  • 筑摩書房
  • 2007-05-08
  • ¥ 735
  • Book

まぁ、いろいろと気に喰わないところはあるんだけど、「ネットの側に賭ける」という点では志を同じくするのだし、フューチャリストを名乗ってもみたくなるのだった。

河出文庫ドゥルーズ新訳・文庫化の最新リリース。激烈に面白い。ポストモダニズムは古いとか意味わからないとか、まぁ全体としてはそうだろうけど、この本にはそんな世評などまったくあてはまらない。端的にかっこいいし面白いんだから、こちらも単純にそれを楽しむだけだ。興奮的。
無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
  • 勝間 和代
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 2007-04-05
  • ¥ 1,575
  • Book

なんかそれ系ブログ(って何?って感じだがw)で評判が高かったので買ってみたのだけど、なんだこれ。何度も何度も何度も同じ話が繰り返されて、非常にイライラさせられる。速読の話が出てくるけど、近所の書店に入荷されてなかったからしかたなく購入し、もったいないので30分ほとかけてじっくりと読んだが、本来ならばこんな感じで、立ち読みで10分程度で読了できる内容。買う必要ない。この手の本は、10分以上かけて読んだら負けだと思ってる。
……と、思ったら、著者のブログを見ると、これが面白いんだよなぁ。編集がクソなんだろうねぇ。影響を受けて、オーディオブックをiTSで購入して、聴き耽る日々であります。
電波利権
  • 池田 信夫
  • 新潮社
  • 2006-01
  • ¥ 714
  • Book

池田信夫先生による、テレビ局の利権をめぐるお話。ウェブで読んでた話も含めて、ほんと、ほとほとうんざりさせられるよねぇ。どうにもならないのだろうか、この状況……。

コレクターズ・アイテムズ


プレスティッジの1,100円シリーズから3枚、マイルス関係を購入。