2010-01-17の日記
昼前に起床。外出するので、夕食の仕込みをする。昼過ぎに外出。今日はうつわの聖地(?)五条坂へ。東山三条からバスで南下して、五条坂の停留所で降車。途中、バスの運転手さんが、おそらく降車ボタンを押さずに降ろしてくれといった客だかなんだかに「降車ボタンを押してくださいね?意味がわかりますか?」などと、異常に高圧的な口調で述べるものだから、気分が悪くなる。京都でそういう嫌なバスの運転手にあたったのはこれで2回目だなあ。タクシーの運転も酷いし、京都はそういうところがいやだなあ。
五条坂上にある古美術屋の青華堂に入る。非常に素敵なものがたくさんあり、また、お相手をしてくださった方がとても面白くて、楽しかった。「どういうものを探しているんですか?」と訊くのだが、僕らはコレクターではないし、実際見てそれが良ければ買うし、よくなければ別に買わないという感じでしかないので要領を得ない回答をしてしまったのだが、初期古伊万里のそば猪口にいいものがあったのでこれがいいというと、なにやらやたらテンションが上がってあれこれとお話ししてくださったり、いろいろ見せてくれたりして、いい勉強になった。つーか、このそば猪口、まじやばい。素敵過ぎる。
んでもって、メインの河井寛次郎記念館。閉館30分前に訪ねるという暴挙だったけど、でもとても楽しんだ。いちいち置かれているものとか風情とかがよかったなあ。窯も見ることができてよかった。しかし、畳の部屋でも足元が冷え冷えとしているし、ああいう家に住むのは寒くて本当に大変だろうなあと思う。記念館を出て、名前を忘れたけど、そのお隣のうつわ屋さん。Rさんが探していたうつわがあって、なかなかいい感じの店だった。
小腹が空いたなーってんで、ちょっと歩く。が、五条あたりは全然わからないので、結局祇園まで上がってOKUへ。ここのヨモギロールが非常においしくて、大好き。まあ、けっこうなお値段がしますが……。チーズケーキもすごく濃厚で、好みの味。
今度は酒屋を探して歩く。祇園は閉まっている店が多くて、そうなると酒屋も閉店中。木屋町まで出てやっと酒を買うことができた。今日はけっこう歩いたなあ。というか、毎週末、あちこちといろいろ歩きまわっている。
帰宅して、食事の準備。鶏肉のワイン煮込み、Rさんによるサラダなど。ワインと一緒にいただく。食後は、買ってきた酒で晩酌。「灘の生一本」というのを買ってみたのだけど、適当に買った安い酒だったけど、思いの外おいしかった。酒を飲みつつ、『ヒカルの碁』を読んだりした。