Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

ペパボインフラの独特に面白いところ

さわのぼりーさんのツイートを見て、うちのインフラのポジションはけっこう特殊、かつ、面白いなということをあらためて思ったので書いておく。

上記のツイートであげられているのは2点。

  1. カーネルとかガッツリ見て独自のリソーススケジュールをできる基盤
  2. クラウドサービスにごっそり乗っかるか

このうち1.については、@matsumotoryが「なめらかなシステムのアイデアと設計概要」で書いているような話とか、さらには@udzuraが「haconiwaの室内楽 - Re: 自作Linuxコンテナの時代 - ローファイ日記」で書いているhaconiwaのような話がある。

2.については、最近の話では、minneにおける事例を@hsbtがLarge-scaled Deploy Over 100 Servers in 3 Minutesで、@uduraが「minneで学ぶクラウド脳」でしていたりする。このあたりは、次に述べるプライベートクラウドによって、他のサービスでも今後あれこれと出てくると思う。

上記ふたつに加えて、さらには、サービスをのせるプライベートクラウドそのものを、自前のツールをあれこれ作りつつ、作りこんでいる話もあったりする。たとえば、社内ではNyahと読んでいるOpenStackを用いたクラウド基盤構築の話は@tnmtが「ペパボのプライベートクラウド "Nyah" その後」で述べている通りだし、@pyama86の「時代が求めたSTNSと僕」などもそこから出てきたものだったりする。

ペパボはインフラ周辺に関わるエンジニアが30人弱ぐらいの、それほど大きいというわけではない会社だが、なんでそんなにも幅広くやっているかというと、もともとの事業であるホスティングのようなインフラセントリックなサービスがコアにあるし、多くの多様なサービスを長年運営していつつも、常に新しい技術的チャレンジを行っているためであろうと思う。

tech.pepabo.com tech.pepabo.com

そんなペパボのインフラのことを知りたい方は、上にリンクしたペパボテックカンファレンスのレポートを是非御覧ください。ここまでにとりあげたことの他にもいろんなことをやっています。ペパボのインフラエンジニアたちの、上から下まで広く深く問題に取り組んでいる様子がよくわかるかと思います。

もちろん、インフラエンジニアを(も)積極採用中なので、ご興味を持たれた方は是非以下からご応募ください!

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