2017年に読んだ本をふりかえる
2017年に読んだ本をふりかえる。今年読んだ本は241冊。
ベスト5
今年読んで、かつ、☆5をつけた本の中から5冊選ぶなら、以下の通り。
- SRE サイトリライアビリティエンジニアリング ―Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム
- FinTechの法律 2017-2018 (日経FinTech選書)
- 小沢健二の帰還
- 脳の意識 機械の意識 - 脳神経科学の挑戦 (中公新書)
- ジャスト・ライド──ラディカルで実践的な自転車入門 (ele-king books)
今年翻訳が刊行されたSRE本は、原書でも読んだのだが、あらためてこれからの技術・組織を考えるに際してとても役立った本。『FinTechの法律』は、それまで通り一遍の興味しか持っていなかったFinTechについて、法律家らしい網羅性によって、興味を啓かれた本。FinTech関連ではこれが一番。オザケン本は、あまり期待を持たずに読み始めたのだったが、今年一番の音楽本だった。『脳の意識 機械の意識 - 脳神経科学の挑戦 (中公新書)』は、学者らしく壮大な構想と一歩ずつの積み上げに感心するとともに、ラストの弾けぶりが楽しい。『ジャスト・ライド』は、自転車に対する固定観念を心地よく崩してくれた素晴らしい本。おかげでB_antの自転車も買って、ライドを楽しめた。
その他、今年の★5本を、ジャンルごとにすべてリストアップした。
技術
人文
- 文学問題(F+f)+
- コミュニティデザインの源流 イギリス篇
- 江戸→TOKYO なりたちの教科書: 一冊でつかむ東京の都市形成史
- 東京人 2017年 07 月号 [雑誌]
- 死してなお踊れ: 一遍上人伝
- 幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)
- アウトライナー実践入門 ~「書く・考える・生活する」創造的アウトライン・プロセッシングの技術~
- 新訂 孫子 (岩波文庫)
- 落語と歩く (岩波新書)
- アイデア大全
社会
科学
芸術
漫画
ビジネス
- パラノイアだけが生き残る 時代の転換点をきみはどう見極め、乗り切るのか
- FinTechの法律 2017-2018 (日経FinTech選書)
- モティベーションをまなぶ12の理論
- MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣
- 社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント
- イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
その他
昨年は以下の通り。