Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

科学

レイチェル・クーパー『DSM-5を診断する』

レイチェル・クーパー『精神医学の科学哲学』の続きとして。本書で語られるような問題はともかくとして、しかし、DSMの改訂ってのは大事業だなーとあらためて思ったり。 DSM-5を診断する作者: レイチェル・クーパー,植野仙経,村井俊哉出版社/メーカー: 日本…

レイチェル・クーパー『精神医学の科学哲学』

技術経営と科学史という文脈から橋本毅彦『「ものづくり」の科学史』を読んだり、はたまたローレンス・M・プリンチペ『科学革命』を読んだりしていて、「そもそも科学ってなんだっけ?」という問いへの回答法として、精神医学について考えるところから見てい…

奥田栄『科学技術の社会変容』

「社会のブックガイド──ルーマンからはじめる書棚散策」 - 紀伊国屋書店新宿本店ブックフェア:2015年3月20日~5月6日で紹介されていたもの。同ブックフェアからは、古川安『科学の社会史』、松本三和夫『構造災』に続いて3冊目。 自分は科学社会学について…

松本三和夫『構造災』

「じんぶんや「社会のブックガイド──ルーマンからはじめる書棚散策」 - 紀伊国屋書店新宿本店ブックフェア:2015年3月20日~5月6日」にて紹介されていたので購入。また、リスクについて学習するという名目もあり。 結果として起こる不利益を「災」に限定せず…

ノーマン・マクレイ『フォン・ノイマンの生涯』

電子計算機の歴史について継続的に読んでいる流れで、去年(だっけか?)に読んだ『チューリングの大聖堂』(asin:B00C2R1C92)の続きとして読んだ。このあたりの分野は、特に何かに活かすというものでもないけど、単純に興味の赴くままに読む趣味として。経営学…

リチャード・ドーキンス『進化とは何か ドーキンス博士の特別講義』

『理不尽な進化』(asin:4255008035)を読んで、ドーキンスもグールドもデネットもまともに読んだことないなと思ったので、とりあえずKindle版のあったこの本を買って読んだ。 進化とは何か ドーキンス博士の特別講義作者: リチャードドーキンス出版社/メーカ…