2009-11-15の日記
10時半頃起床。『陶芸家列伝 魯山人おじさんに学んだこと』を読了。左目の奥がやや痛む。
昼、妙心寺と北野天満宮のどちらに行こうか迷ったが、天満宮へ行くことに。昼食を、上七軒の歌舞練場に付設されている、なんというかごはんを食べるところ(多分、毎年ビアガーデンとして開放されるイベントが行われるところだと思う)でいただく。まあ、出てくるもの自体はそこらの軽食屋さん並みだったが、なんだか不思議な雰囲気のところで面白かった。ただ、目の奥の痛みがけっこう高潮に達してきており、食べものを口に入れると胃から「うえっ」とくるものだから、つらかった。
さて、天満宮。前の道はけっこう自転車で走り過ぎたりしていたのだが、中に入るのは初めて。菅原道真がどうたらいう以外の由来をまったく知らないでやってきたので、牛の像がやたらあるのはなんでだろう……などと思う。天満宮、上七軒のあたりの昔の写真を展示しているコーナがあったりして、天満宮自体はほとんど変わってる様子がないものだから、面白かった。ひと通り敷地内をぐるっと歩いてみた。七五三詣の日であったようで、ちゃんと着飾った親子がたくさんいて、幸せそうで大変よかったですね、といった風情。
天満宮近くの粟餅所澤屋で、あわもちをいただく。なかなかの盛況。席について、さてどう注文したものかと思っていたら、下の写真の通りのものが出てきた。素朴な味で、おいしかった。
しばらく歩いて、仁和寺街道沿いのnokiro-art-netを訪ねる。町屋作りの瀟洒なうつわ屋さん。近くに工房を持っているという米澤猛さんの個展をやっていた。香炉がちょっとかわいかったなあ。Rさんが黒い平皿を購入。いい感じ。
帰宅して、夕飯。僕は野菜スープとグラタンを作る。グラタンを作るのは2度目なので、まあぼちぼちうまくいった感じ。Rさんが野菜を蒸し焼きにしてくれたのだが、にんじんがやたら甘くておいしいので、驚く。いいなあこれは。また、黒い平皿に盛った野菜がよく映えていて、とてもいい感じだった。そのへんのスーパーで買った普通の野菜なのだけど、なにやら高級野菜のように見える。
食後、酒を飲みつつうつわの本を眺めたり。