2012年10月に読んだ本をブクログでふりかえる
今月は、マンガと雑誌多めで24冊(+ Amazonにないので記録できないけど、Clean Rubyも読んだ)。今月は、平日はコードを書いてることが多かったので、週末にまとめて読んでいたのだけど、そのわりには読めた方だったと思う。
今月のベストは、なんといっても『リチャード・ローティ=ポストモダンの魔術師』。あのとらえどころのないローティを体系的に語ってしまおうという野心を実際になしとげてしまった本。この本を読んで、ますますローティに傾倒することなった。それにしても著者、これを32歳かそこらの時(1999年)に書いているんだよなあ……。しかも、その前には大部のロールズについての本をものしている……。世の中には、考えられないほどすごいひとというものがいるものだなあと、あらためて思い知らされたのであった……。
その他、冲方丁『天地明察』、ナボコフ『プニン』、穂積『式の前日』、多和田葉子『エクソフォニー』、岡田斗司夫『オタクの息子に悩んでいます』が、特に面白かった。今月読んだ本は、面白いものがけっこう多くて、とてもよかった。無駄に過ごす時間を減らせばまだもっと読めると思うし、積読もたくさんあるので、来月もたくさん読みたい(積読は英語の本が多いので、数は読めなくてもいいから、とにかく消化しないと……)。
kentaroの本棚 - 2012年10月 (25作品)
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