魚川祐司『仏教思想のゼロポイント』
特に理由はないが、話題の本なので購入して読んだ。仏教には特に知識をもっていないのだけど、非常に明晰かつ簡潔な記述ぶりで、よかった。
魚川祐司(2015)『仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か』新潮社
- 作者: 魚川祐司
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/04/24
- メディア: 単行本
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- はじめに
- 前提と凡例
- 第1章 絶対にごまかしてはいけないこと―仏教の「方向」
- 第2章 仏教の基本構造―縁起と四諦
- 第3章 「脱善悪」の倫理―仏教における善と悪
- 第4章 「ある」とも「ない」とも言わないままに―「無我」と輪廻
- 第5章 「世界」の終わり―現法涅槃とそこへの道
- 第6章 仏教のゼロポイント―解脱・涅槃とは何か
- 第7章 智慧と慈悲―なぜ死ななかったのか
- 第8章 「本来性」と「現実性」の狭間で―その後の話
魚川祐司『仏教思想のゼロポイント』を読む。
— あんちぽくん (@kentaro) June 11, 2015