Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2015年11月3日

文化の日でお休み。文化の日が、日本国憲法が公布されたことを記念した日だということを思い出せなくて、知能の劣化がヤバいなと思う。

昼食は、以前から気になっていつつも行けてなかったとんかつ屋の山和へ。美味しかった。

外資系コンサルの3STEP思考術』を読む。

丸善ジュンク堂へ。ひと通り本棚をながめた後、12月にTOEICの受験申し込みをしたので、問題集を買った。一番弱いのが最後のパートの長文問題なので、時間もないしそこだけ集中して取り組む。

台湾関連本をいくつか読んだので、台湾料理を食べたくなり、麗郷へ。例によって混んでいるのだが、少し待っただけで入れたのでよかった。美味しい。しかし、台湾で食べたものはさらに5倍ぐらい美味しかったなと思う。

帰宅して、さらに「外資系コンサル」本の続きとして『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術 (中経出版)』を読む。

昨年あたりから「外資系コンサル」本が流行っていて、パクリも含めて似たようなものが多数刊行されているのだけど、今日読んだ著者ふたりのものに関しては、どれも自分にとってはとても役立ったと思う。エンジニア的な考え方、プレゼンスタイルとは別の世界があるのは事実で、時と場合によってはそれが必要なこともあるのだから、虚心坦懐に学ばなければならない。

具体的にどうしたらいいかというと、自分よりその分野について優れているひとがいうことは、まずは文字通りに聞いて、勝手なアレンジすることなくそのまま実行するということだと思う。料理が下手なひとはちゃんとレシピを見ずに適当な分量でやった挙句、マズイものを作ってしまう。それと同じ。ベースもないのに自己流でやったってうまくいくわけがない。

「虚心坦懐」というのはなかなか難しくて、端的にそのような心持ちで受け入れたらいいだけという時でも、どうしても自分の経験や感情を優先して、勝手な判断で省略したり改変したり、はたまた無視したりしてしまう。また、自分の得意分野ではそれができたとしても、よく知らないところではかえって自己流の判断をするということもある。

そういう、自分の得意なことはちゃんとしたやり方ができるけど不得意なことに関しては自己防衛によってかえって不適切なやり方を選択してしまう、すなわち自分の立ち位置によって判断基準が変わってしまうというのは、20対80の法則のような経験則とも通じる話だと思う。最近そういう意味でよくないなと反省したことがあったので、気をつけたい。