Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2015年12月24日

朝、15分ほどメディテーション。あんまり集中できてる感じはしないが、山下良道さんの本を読んだ結果をちょっと試してみたりなど。

仕事で、今年のふりかえり(+来年の見通し)的な座談会をチームで行ったり、先日はそういう感じの原稿を書いたりして、年末ということもあって来し方をふりかえる機会があったのだが、みんないろんなことをよくやったよなあと思う。まあ、僕は方向性を示すだけで、自分自身はなにかやってるわけではないのだけど(もちろん、そういうことをするのが仕事なわけだが)。

帰宅して、久々に夕食を作る。トマト鍋。クリスマスイブなので、スパークリングワインも。

食後にプレゼント交換。最近、H&Mで謎の柄物スウェットシャツを買うのが自分的に流行っていて、新たなコレクションが増えた。こちらからは『ラフガイド・トゥ・レゲエ』をあげた。

Rebuildで、マネジャーが「いい兄貴=サーバントリーダー」としてしかふるまわないと、短期的には心地よいチームになるかもしれないが、長期的にはビジョンがなくてメンバーの不満がたまるし、結果的によくないという話が語られていた。古典的なリーダーシップ理論でいうと、PM(Performance/Maintenance)のうちのMだけでもだめだよねという話。

ただまあ、「いい兄貴」も問題であり得るのだけど、話の中で対照的な存在として語られていた、自分のアーキテクト的な能力をベースにしたリーダーシップも問題があり得ると思っていて、前者はビジョンがないし、後者はビジョンがそのひとの能力の範囲でしか実現しない。職能にこだわっている限りは、そうなるのは必然だろう。だから、PMのPってのは、経営的なPerformanceであるべきで、マネジャーの特性とは別の話と考えるべきだろう。

といってもまあ、話の文脈はエンジニアリングにおけるリーダーで、そうであればPを追い求めるにも、どうしても職能的卓越は、どれぐらいのレベルかはさておき、欠かせないのも確か。まあ、自分としてはそこはわりとさっさと見切りをつけていて(できないからではなくて、別のことが必要だから)、マネジメントに特化しているわけだけど。そうでないと、マネジャーをやる意味もないし。

まあ、いずれにせよマネジメントって人々が思ってるほど簡単でもないし、経験だけでもお勉強だけでもできるものでもないし、ましてやつまらないものでもないんですよ、というのはいっておきたいところだなあ。