2015年のふりかえり
面倒なので今年はいいかな……と思ったけど、やっぱりちゃんとふりかえっておかないとだめだなと思ったので、簡単にふりかえってみる。
2015年の抱負
2015年の抱負には、仕事面、技術面、学習面、プライベート面でそれぞれ目標を述べておいた。仕事面においてはそれなりにやれた面もあったし、それはそれで最重要な事なのでいいのだけど、その他の面がボロボロだったなあ。
技術面
仕事として直接に技術的なことはほとんどしていないので、以下の通り、惨憺たる感じ……。しかしまあ、その分、職務としてやるべきことをやっているのだといいたいところではある。
今年、なんかしら作ってGitHubにおいたもの。たまに気が向いたときにちょいちょいやってみたぐらいのものばかりなので、もっと大きい物を時間をかけてコツコツ作るとかしないとなあ。
- kentaro/palimpsest (Androidアプリ開発をはじめた)
- kentaro/suricam (SUZURI APIとNW.js(旧node-webkit)を使ってTシャツを作る)
- kentaro/grpc-gdbm (gRPCでgdbmにネットワークインタフェイスを持たせる)
- kentaro/mysql-udf-mrb_eval (MySQLでmrubyを動かす)
- kentaro/mruby-ikachan (mruby-ikachanを作った)
- kentaro/mruby-app-on-heroku-using-docker (DockerでHerokuでmrubyが動いたぞ!!1)
- kentaro/electron-pyonpyon (なんかぴょんぴょんするやつ)
- kentaro/mruby-hibari (Webサーバへの組み込みmrubyのRack-based APIまわり)
- kentaro/p6-MRuby (Perl6のコードにmrubyを組み込む)
- kentaro/takosan (Slack用のIkachanを作った)
- pepabo/libpam-mruby (libpam-mrubyによりmrubyでLinuxのログイン認証をする)
- pepabo/passthrough
- pepabo/facade (façadeでGitのようなサブコマンドをディスパッチする)
その他、ショボいとはいえちょっとだけなんかしたことによって、Perl5 での Plack に当たる Crust をみんなで作った話 - tokuhirom blogに名前をあげてもらって、Perl Mongerとしてはうれしかった。
対外発表
今年は3つ。どれも仕事関連で、純粋に社外のコミュニティの発表というのはなかった。まあ、これはしかたないかな。
第1回ペパボテックカンファレンスを開催しました #pbtech
エンジニアとしていかに成長するかについて、GMOグループの新卒エンジニア・クリエータの皆さんにお話した
執筆・メディア掲載
3月に、去年のだいぶ長い期間をかけて書いていた『スクラム実践入門』が刊行された。
スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 貝瀬岳志,原田勝信,和島史典,栗林健太郎,柴田博志,家永英治
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/03/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
年末に一本、少しだけ原稿を書いたので、来年早々にもなんか出るはず。
また、以下の通り3本のメディア掲載があった。もっとたくさん載りたいので、各媒体のみなさま、ご連絡ください。
- IT企業10社に聞いた、マネジメントを学んだ「良書」とは | nanapi [ナナピ]
- GMOペパボの「あんちぽくん」が、悩める作り手に学術書を勧める理由【連載:エンジニアとして錆びないために読む本】 - エンジニアtype
- GMOペパボ攻勢の裏側にあった「技術的負債を抱えない開発体制づくり」3つの布石 - エンジニアtype
ブログ
8月から一日もかかさず日記をつけていたこともあって、エントリ数は多かった。いわゆるブログ的な記事もそれなりに書いたなあ。日記はとてもいい習慣になりつつあるので、続けていきたい。
今年書いたもののうち、自分的にちゃんと書いたなーというものと、それなりにブクマがついたものとを以下にリストアップしておく。今年のブクマ総数は、約2,200超ってところかな。
- Serverspecの作者がつくる、あるひとつのOSS文化 - 書評『Serverspec』
- エンジニア専門職のグレードについて詳細な役割定義は必要か?
- 大きな構想を持つこと
- 全社的に使っているチャットツールをSlackに移行した話
- GMOペパボ株式会社の執行役員CTOに就任しました
- 情報価値の高いスライドを作るために
- エンジニアとしていかに成長するかについて、GMOグループの新卒エンジニア・クリエータの皆さんにお話した
- ピラフとエンジニアリング
- メタ・マネジメント: ビジネスと技術とDXの均衡点を探ることと、その均衡をぶち破ること
- 青木峰郎『10年戦えるデータ分析入門』
- 「エンジニア実績システム」を導入した
- プロダクトマネジメント(あるいはオーナシップ)に関心のあるひとが集まるSlack Teamを作成した
- 組織の公安9課モデルについて
- エンジニア採用したさ過ぎて迷走している話
- mruby-cliがアツいですね
学習面
「2015年に読んだ本をふりかえる」に書いた通り、今年は191冊の本を読んだ。去年が267冊だったのに比べると少ないなあ。
以下のグラフをあらためて見てみると、仕事がかなりパツパツになっている時期はやっぱり読めていないというのと、そんなに忙しくもなかったはずなのに読めてない月もある。もっと効率的に時間を使うようにしていかないとなあ。
読書の他は、TOEICも受けなかったし、ましてや英語以外の言語の学習はまったくできなかったので、全然だめだー。
プライベート面
結婚しました。楽しく暮らしています。
まとめ
けっこうがんばったな?と思う面もあれば、全然なんもできてないじゃん!という面もあって、総合的にはもっとがんばれるはずだよなあという感じ。時間の使い方がやっぱりよくない。要改善だなあ。