Kentaro Kuribayashi's blog

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2017年4月に読んだ本

今月は24冊。今月から、岩波・中公・ちくまの各新書レーベルから、できるだけフィルタリングせずに全部読むという活動を始めたので、少し多め。とはいえ、全部は読めなかったが……。

星5本

★を5つつけた本は、『超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト』、『アウトライナー実践入門 ?「書く・考える・生活する」創造的アウトライン・プロセッシングの技術?』、『日本の近代とは何であったか――問題史的考察 (岩波新書)』、『幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)』の4冊。

落合先生はどんどん先鋭化して、面白くなっていってるなあ。今回も、極めてリーダブルでありながら「そういう発想があったかー」という文章で、とても面白い。千葉雅也さんの新刊『勉強の哲学 来たるべきバカのために (文春e-book)』で紹介されていたアウトライナー本も、これからの自分の活動にいい影響を及ぼしそう。発想法のためにアウトライナーを使うという知見に驚く。

三谷先生の本は、これぞ「碩学」という存在だなあとひたすら感嘆を覚えながら読んだ。また、クラークの本は今回初めて読んだのだが、めちゃめちゃ素晴らしくて驚いた!もっとSFを読んでいくべきだと今更ながら思う。それで、ちょうどKindle化された(やっと!)ギブソンのスプロール3部作を読み始める。

雑誌

dマガジンで消化している雑誌。しかし、本を比較的多めに読んでいたこともあって、ほとんど読めなかったなあ。

  • 経済誌: 週刊エコノミスト、週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド
  • 週刊誌: 週刊朝日、週刊文春、週刊新潮

その他

本を集中して、かつ、多量に読もうと思い、3色ボールペンを使った読み方を復活。論理構造を追いながら3色で線を引きながら読むだけなのだが、変な線の引き方をすると嫌なので自然と集中して読むことになって、時間あたりの読書量は確実に増えていると思う。そのぶん、けっこう疲れるのだけど。

ちょっと自分の見識が凝り固まっているなと感じるので、しばらくは選択せずに広く、多く読むというのを続けていきたい。と思っているのだが、月末になってフランス語の学習をわりとちゃんと始めたため、そっちに時間取られそうだなあ。

kentaroの本棚 - 2017年04月 (24作品)
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