Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2018年9月に読んだ本

今月は23冊。もうちょっといけるよなあ。

★5本

★5本は3冊。

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)』は、このひと痛覚がぶっ壊れてるのかな?というぐらいヤバい局面が次から次に起こる、実際の話を元に書かれた経営ストーリー。『HARD THINGS』よりもっと震える。あんま参考にならない気もするけど、この勢いはすごい。

深瀬昌久の集大成の写真集『MASAHISA FUKASE』は、めちゃめちゃ圧巻。深瀬に、単に主観的な傾きやセンスだけでない、写り込んでしまったものが面白い、すなわちプンクトゥムに満ちた写真が多いことが知れて、大きな存在であると感じた。

んでもって『脱近代宣言』は、ほとんど「奇書」と呼ぶべき、アイディア満載の本。鼎談者の2人の力により、落合さんの近刊『デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂』よりもさらにヤバい話が多方面で引き出されており、こちらのほうがずっと面白いと思った。

その他

読んでる本のジャンルとしては、鮨、アート関連、東京の歴史・地理あたりが継続しているのだが、こないだ北京にいってアートシーンに触れて刺激を受けたこともあり、東アジアの現代アートについてもほっていきたい気持ち。まずは、ちょうどよく刊行された上海特集の『美術手帖2018年10月号』で入門。また。北京で買った、Photography is Art誌およびVoices of Photography誌を眺めたり。

kentaroの本棚 - 2018年09月 (23作品)
MASAHISA FUKASE
MASAHISA FUKASE
深瀬昌久
読了日:09月19日
評価5

美術手帖2018年10月号
美術手帖2018年10月号
-
読了日:09月24日
評価4

脱近代宣言
脱近代宣言
落合陽一
読了日:09月29日
評価5

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