Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2019年5月12日

福岡出張からの帰りに空港で買った「うまかっちゃん」を作って食べる。子供の頃、家の食事でたまに出ていたなあ。野菜をあれこれ下茹でしておいたものをのっけたりして、化学調味料だらけのジャンキーな感じを、少しはマシなようにしたり。

有元葉子『ごはんのきほん レシピを見ないで作れるようになりましょう。』をさらさらと読了。このシリーズは、ほんとに全然料理をしたことがないひとには表現が難しいかもしれないが、ある程度できるひとにとっては、「レシピを見ないで作れる」ということが、そういう蓄積やレパートリーを持つというだけでなく、変に気負うことなくやればいいというメッセージとして響くだろうと思う。

早稲田・明治・慶應の三大学のビッグバンドによるジャズフェスティバル「おおもりジャズ」を観に大森へ。初めて。若い人のフレッシュな演奏という感じ。それはそれでいろいろ思うところがあってよい。その後、エリック・ミヤシロさんと学生バンドの共演。圧倒的な差に、驚きを覚える。

帰り道、銀だこの居酒屋業態の店があり、試しに入ってみる。普通の銀だこもたこ焼きをつまみに飲んだりできるように思えるが、明確に居酒屋と名乗るところが違うということなのかな。

行きの電車、山手線に乗っていたら、CAMPFIREの車両ジャック広告が展開されていた。その直前に、広告で「夢」という言葉を選択したことについてのツイートを見てたりしたので、少し考えることがあったり。この広告のメッセージとしては、多くの人はなんからの事情により夢を追求することから疎外されているという前提があるように思えるのだけど、実際はどうなのだろうか。

むしろ、夢を持つことの人生にとってのメリットを説くところから始め、そこから実際に夢を持つに至るまでの具体的なハウツーみたいなのを、まずはやっていく必要があったりするんだろうか?などと考えたりもした。自分自身が、夢とか目標とかがあって何かをするというタイプではないというのもあるのだけど。

料理を再開するようになって、それはそれで楽しいのだが、やはりだいぶ時間がかかるので、もうちょっと効率化したい。たとえば出汁を取るのに時間がかかる。洋風だしについては、化学調味料無添加のパックを使っている。和風出汁については、先日福岡でいりことあごだしのパックを買ってみた。ただ、けっこう高いので、毎日使ってるとちと厳しい(というほどでないにしても、たくさんストックしておくのが気が重い)。

というわけで、基本的に出汁はいりこを使うようにすれば、経済的かつ効率的だろうという結論に達した。わたをとってぽいぽい投げ込んでおくだけでいいし。時間がたったら取り出してもいいし、そのままにしておいてもいい。かつおだしの一番面倒かつ時間がかかるのは濾す必要があるところなのだが、そこがなくなるのが効率化のキモ。