Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2020年6月27日

朝から「自然言語処理論」の中間テスト。今回は、前回に比べるとだいぶできたのではないか。最終試験の範囲は馴染みのある応用系の範囲なので、これまでよりももうちょっと点数が取れそうに思える。なんとか情報系の単位を2単位確保していきたい。しかし、今年の9月までは必然的に持ち込みありのテストなので、ふだんよりはずっと楽だろうなあ。秋が大変そうだ。まあ、いま取れる分取っていかねば。そして、午後からは研究室のゼミ。今日は特に話すネタもないので、人々の発表に対してあれこれ質問したりする回。自分のも進めていかねば。

ゼミが終わってしばらく仮眠した後、夕食にKが行きたいというシンガポール料理の店へ。プーリアの白ワインをボトルで注文して飲みながら、カニのスイートチリソース炒めやチキンライスなどを食べる。この店は旨いなあ。なんか、以前はこうやって旨いご飯を食べるのは日常的な行為だったわけだが、いまこうしてみると、久々に貴重なことをしているのだなあという気持ちになった。これがどれだけ続くのかはわからないのだが。などと話しつつ、ボトルを空ける。

さらに、先日宮崎駿さんのドキュメンタリーを観たからか、Kがジブリの映画を観たいといいだし、ちょうど東宝シネマズでやっているのを観に行く。今日は「風の谷のナウシカ」。僕も20年以上ぶりに観るだろうか。観始めると、やっぱりぐっとくる。また、今回はサントラのシンセ感みたいなのが耳についた。ランララの歌もあれこれバージョン違いを使ってこっているし、音楽的にも面白い映画だったのかなあ。強く印象に残るものであるのは間違いないとは思うのだが。そんな感じで、思わず非常に楽しむことになった。

帰宅して、YouTubeでも観ようと思ってアプリを立ち上げたら、松任谷由実さんの1976年のコンサート映像なんてのが上がっていて、思わず観耽ってしまう。この頃、22歳にしてこの世界観ができあがっているのはほんとに驚異的だとあらためて思う。松任谷由実さんについては『愛国とノーサイド 松任谷家と頭山家』が非常に面白い。その頃の感じによさを感じるところもあるなあ。ひたすらセンスが圧倒的な人々が自然に、濃くつながっていく様子。さらに、おすすめ動画で菊地成孔さんが新宿をウロウロするだけの映像「戒厳令下の新宿」が出てきたので、Ca' Bottaの白(これもまたアパッシメントしている)を飲みながら眺める。