Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

携帯電話でのウェブ利用に係るアクセシビリティについて

以下、ちと思うことあったので、後学のためメモ書き。いまんとこ全然調べてないので、予断のみ。
i-modeってか、携帯電話でのウェブ利用に係るアクセシビリティって、たぶんPCでのそれに比べると立ち遅れているのではないかなという憶測を持っている。視力がとても悪いひとにi-modeの使い方やyahooモバイルの説明をしていて、そんなことを思った。ここでいう視力が悪いってのは、具体的な数値とか、どれぐらい見えないのかちゃんと説明できないけど、もうかなり悪いってぐらい悪いってこと(意味不明
サイト製作者も、携帯電話メーカもともに改善しないとならない点がたくさんあるんだろうと思うけど、たとえば「ケータイで最も利用頻度の高い検索サイトはYahoo!モバイル - CNET Japan」なんてな調査結果の出ているYahooモバイルの使い方を説明してた時に思った点を以下に挙げる。

  • 広告と普通のリンクの区別が難しい。ごちゃごちゃし過ぎている(まぁあの小さな画面じゃしかたないのかもだけど)
  • リンクのフォーカスと、そのフォーカスしている要素の画面上の位置がてんでバラバラであるため、いまどこにフォーカスがあたってるのか判別するのが非常に厄介(これはどのサイトでもそうか)
  • フォームの要素へのフォーカスを示す方法が、たとえば単に灰色で枠がふちどられるだけとかだと、とてもじゃないけど認識できない(これは電話機の側(ブラウザ側)で対応すべきなんじゃないかなぁ)

i-mode の公式メニュー的なところから得られる情報だけじゃ満足できないようであったので、Yahooモバイルで検索する方法を教えようしたのだが、上記したようなフォームの問題のせいで、画面の各要素を目で確認しながら操作できないので「画面の上から下ボタンを3回押したら検索ボックスにフォーカスがあたるから、そこで決定ボタンを押してキーワードを入力して……」みたいなことになってしまう。
ちなみにそのひとはらくらくホンを使っていて、ボタン操作とかは他の携帯電話に比べると比較的使い勝手がいいようだけど、i-modeの使用に関しては、他の機種となんか変わるところがあるのかなぁ?と思った。しかしまぁ、携帯電話はPCに比べると制限が非常にきついので、いろいろむずかしそう。