数理論理学に関する入門的書籍・Webページについてご教示ください
所属する会社の有志で『論理と計算のしくみ』の輪講を行っています。しかし、僕は当該分野についてまったく素人、というか、そもそもの数学的な知識自体にだいぶ問題があるので、なかなか理解が進みません。正直いって、少し込み入った話になると、自力では読解が困難で、輪講で他のひとの発表を聴いたり、質問したりすることでようやく、なんとなくわかった気になる(ことがある)というぐらいのレベルです。
- 作者: 萩谷昌己,西崎真也
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: 単行本
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しかし、わからないと嘆いていてもしかたないので「書評(数理論理学)」というページにある本を読んでみようと思って、まずは『記号論理入門 (日評数学選書)』という本を購入し、読み始めています。その本は説明が丁寧でとてもわかりやすくて、第5章まで読んだ段階では、少くともなにをいっているのかわからないということはなく、楽しんで学習を行っています。
そこで、有識者のみなさま方に、上記のレベルの者がこの分野に取り組むことにおいて、理解を得、深めるための助けになる書籍、Web上のリソースについてお尋ねしたいと思います。コメント、ブログエントリ、はてなブックマーク、Twitter(id:antipopとツイートの中に書くと、このブログにトラックバックが飛ぶので気付くことができます)等、どういう形態でもよいので、ご教示いただけたら幸いです。お寄せいただいた情報について、随時このエントリに追記していこうと思います。よろしくお願いいたします。
ご教示いただいたリソースのまとめ
プログラミング Coq
id:maoeさんより。
今日ちょうどこれの最新話を読んで、古典論理と直観主義論理の違いの話が出ていて面白かったです。教科書の理解に役立つかはわかりませんが。
プログラミング Coq
最新話(証明ができない! こんなとき)を読んでみました。後半はなんなんだかさっぱりでしたが、ネッシーのたとえ話を読んで、背理法を高校で(?)最初に習った時に、そんなんでちゃんと証明できているのだろうか……と胡散臭く思ったのを思い出しました。
結城浩『数学ガール ゲーデルの不完全性定理 (数学ガールシリーズ 3)』
コメントでdecomoonさんからご教示いただきました。結城浩先生の御本なので、わかりやすく語られていることが期待できますね!
数学ガール ゲーデルの不完全性定理 (数学ガールシリーズ 3)
- 作者: 結城浩
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2009/10/27
- メディア: 単行本
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