Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2014年11月に読んだ本をブクログでふりかえる

今月は30冊。雑多ながら、わりとたくさん読んだ感じがする。

先月から引き続きコンサルブームだったので、『マッキンゼー』が面白かった。単純にコンサル業界の話というよりは、アメリカ経営史のひと幕として。その流れもありつつ、証券論や会計史に関する本もいくつか。『会計の時代だ!』は、簡便に会計の歴史を教えてくれる。会計期間の公準や発生基準という考え方がなぜ生まれてきたのかといったあたり、並行して読んでいた『証券論』と議論が重なって理解が深まった。また、『バランスシートで読みとく世界経済史』は、簿記から見た会計史を、面白エピソード満載で楽しく読ませてくれる。

その他、ふだんあんまり読まない系の本としては、『Fuzoku実践入門』『すべてはモテるためである』『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』の3冊が、どれもとてもよかった。『Fuzoku〜』は、その表紙でわかるひとにはわかるだろう某シリーズのパロディ的体裁だが、文章も論述もしっかりしていて、普通に勉強になる。二村ヒトシさんの本は、読もうと思いつつ機会を捉え残っていたのをようやく読んだ。何も知らない人がタイトルだけ見たらアレな感じだろうけど、とにかく読めばわかる、よい本でした。

仕事の調べ物とか、興味の流れであれこれ読んでしまうのだけど、今年も残すとこあとひと月なので、読みさしていたいくつかの大著をまとめて読みきらないとなあ。

kentaroの本棚 - 2014年11月 (30作品)
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