ニー仏(魚川祐司)『だから仏教は面白い!』
魚川祐司『仏教思想のゼロポイント』の続きで読んだ。というか、その本の導入として読むのがよさそうな本。
『ゼロポイント』でも、この本の途中までも、なぜ「実践」が必要なのかよくわからなかったのだが、悟ったあとの状態に対する知覚、すなわち脱すべき対象との比較ができなければそれは「我慢している状態」と変わらないよね、それを知るためには「実践」が必要なのだという話があって、なるほどと思った。そうした状態が現に実在するのであれば、それはそうだろうと納得した。
- 作者: 魚川祐司
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- まえがき
- 第1章 仏教はヤバいもの
- 第2章 仏教の核心
- 第3章 仏教の基本
- 第4章 無我と輪廻をめぐって
- 第5章 「世界」を終わらせるということ
- 第6章 仏教の実践
- 第7章 「悟り」はあるかないか問題
- 第8章 『仏教思想のゼロポイント』へ
魚川祐司『だから仏教は面白い!前編』を読む。
— あんちぽくん (@kentaro) August 7, 2015